今回構築するシステムの構成は、以下のとおりです。
管理対象
物理サーバ(3台)
VMware ESXi
ホスト名 : マシン名 : IPアドレス(管理用ネットワーク)
esxi1 : esxi1.vsphere.local : 172.16.10.1
esxi2 : esxi2.vsphere.local : 172.16.10.2
esxi3 : esxi3.vsphere.local : 172.16.10.3
BMCのホスト名:IPアドレス(管理用ネットワーク)
bmc1:172.16.20.1
bmc2:172.16.20.2
bmc3:172.16.20.3
業務用仮想マシン(6台)
Windows Server 2016 Standard
ホスト名(マシン名):IPアドレス(VM管理用ネットワーク)
VM-01:172.20.100.1
VM-02:172.20.100.2
VM-03:172.20.100.3
VM-04:172.20.100.4
VM-05:172.20.100.5
VM-06:172.20.100.6
※サービス用ネットワークについては説明を省略します。業務の必要に応じて設定してください。
管理サーバ用仮想マシン(2台)
SigmaSystemCenter管理サーバ(仮想マシン)
Windows Server 2016 Standard
SigmaSystemCenter
ESMPRO/ServerManager(*1)
ホスト名:SSCmanager
IPアドレス :172.16.0.1 (管理用ネットワーク), 172.20.0.1(VM管理用ネットワーク)
vCenter Server Appliance(VCSA)(仮想マシン)
ホスト名: vcenter.vsphere.local
IPアドレス:172.16.0.2 (管理用ネットワーク)
(*1)「8. 予兆を含む障害対応機能の設定」を利用する場合、および対象物理サーバがExpress5800/R120h、Express5800/T120hの場合、管理サーバにESMPRO/ServerManagerのインストールが必要です。
図 今回構築するシステムの構成
上記のように、3台のラックサーバ上で6台の業務用の仮想マシンを運用します。
仮想マシンは7台でも8台でも構いませんが、仮想マシンの必要とするリソースが物理サーバのキャパシティを超えないように、サイジングには十分注意する必要があります。