NEC


2.21.5. 関連の追加(ssc add-relate object)

カスタムオブジェクトと対象のリソースの間に関連を追加します。

[構文]

ssc add-relate object CustomObjectPath -dest DestObjectKeyword <machine | rack | switch | diskarray | customobject> [-dir <forward | backward | both | non>]

[引数 / オプション]

引数/オプション

説明

CustomObjectPath

(必須)

カスタムオブジェト名を指定します。

ノードを指定する場合は、ノードまでのパスを指定してください。

例) CustomObjectName\NodeName

-dest DestObjectKeyword <machine ∣ rack ∣ switch ∣ diskarray ∣ customobject>

(必須)

対象のリソースを指定します。

DestObjectKeyword:対象を検索するキーワードを指定します。

 物理スイッチのポート、またはディスクアレイのポートやカスタムオブジェクトのノードを指定する場合は、対象までのパスを指定してください。

 例) Switch\Port

 対象の種別を指定します。

  machine: マシン

  rack: ラック

  switch: 物理スイッチ

  diskarray: ディスクアレイ

  customobject: カスタムオブジェクト

[-dir <forward ∣ backward ∣ both ∣ non>]

影響の向きを指定します。

省略した場合は、"non" を設定します。

forward: カスタムオブジェクトが対象のリソースに影響を与えます。

backward: 対象のリソースがカスタムオブジェクトに影響を与えます。

both: forward + backward

non: 向きを設定しません。

[注]

本コマンドでは、ModelNameに指定する種別によって、DestObjectKeywordに指定する内容が変わります。

詳細は、以下の表に記載します。

ModelName

DestObjectKeyword

machine

マシンのUUID

rack

ラック名

switch

物理スイッチ名、またはポートまでのパス

diskarray

ディスクアレイ名、またはポートまでのパス

customobject

カスタムオブジェクトの名、またはノードまでのパス

[構文例]

 >ssc add-relate object UPS001 -dest 00B9771D-29BB-DB11-8001-003013B8F50D machine -dir forward
 >ssc add-relate object UPS001 -dest Rack1 rack
 >ssc add-relate object NECRouter\Ethrenet0/3 -dest QX-S5828T\GigabitEthernet0/1 network -dir backward
 >ssc add-relate object UPS001 -dest DiskArray02 diskarray
 >ssc add-relate object NECSwitch\Ethrenet0/11 -dest NECRouter\Ethrenet0/3 customobject -dir both