NEC


2.17.11. 閾値監視設定の追加(ssc monitoringprofile add-threshold)

性能情報に閾値監視設定を追加します。

[構文]

ssc monitoringprofile add-threshold ProfileName <perfinfoname=Value | perfinfoid=Value> type=Value thresholdvalue=Value consecutiveperiod=Value [target=Value] [method=Value] [exceededevent=<Event | ?>] [recoverevent=<Event | ?>] [enable=<true | false>] [renotify=<true | false>]

[引数/オプション]

引数/オプション

説明

ProfileName

(必須)

監視プロファイル名を指定します。

<perfinfoname=Value ∣ perfinfoid=Value>

(必須)

性能情報を指定します。

 perfinfoname : 性能情報の名前を指定します。

 perfinfoid : 性能情報のMetricId を指定します。

指定可能な値は、「1.9. 性能情報とMetric ID」を参照してください。

type=Value

(必須)

閾値を監視する種類を指定します。

 0: 下限警告値監視

 1: 下限異常値監視

 2: 上限警告値監視

 3: 上限異常値監視

thresholdvalue=Value

(必須)

閾値を指定します。

入力できる数字の範囲は、「0~999999999999999999999999999999(30桁)」です。

consecutiveperiod=Value

(必須)

連続した性能データチェック期間を指定します。

超過時間に指定できる数字は、以下を確保する必要があります。

 超過時間 / 性能情報の収集間隔 ≦ 1000

[target=Value]

監視対象の種類を指定します。

 0: マシン 

 1: グループ

省略した場合、マシンを指定します。

[method=Value]

統計計算方法を指定します。

 0: 最大値

 2: 平均値

 4: 最小値

 6: 合計値

省略した場合、平均値を指定します。

[exceededevent=<Event ∣ ?>]

異常状態を検出したときに、SigmaSystemCenterに通知するイベント名、またはIDを指定します。

"?" を指定した場合、指定可能な値を表示します。

省略した場合、通報しません。

[recoverevent=<Event ∣ ?>]

異常状態から回復したときに、SigmaSystemCenterに通知するイベント名、またはIDを指定します。

"?" を指定した場合、指定可能な値を表示します。

省略した場合、通報しません。

[enable=<true ∣ false>]

閾値監視の有効 / 無効を設定します。

省略した場合、有効にします。

[renotify=<true ∣ false>]

通報後、指定した超過時間の間、異常状態が継続していた場合に、再通報を行うかを設定します。

省略した場合、再通報を有効にします。

[構文例]

>ssc monitoringprofile add-threshold "VM Monitoring Profile (30min)" perfinfoname="CPU Usage(%)" type=2 thresholdvalue=80 consecutiveperiod=30 target=0 method=2 exceededevent=? recoverevent=?
>ssc monitoringprofile add-threshold "VM Monitoring Profile (30min)" perfinfoid=1 type=3 thresholdvalue=80 consecutiveperiod=30 method=0 exceededevent=? recoverevent=? -notrenotify
>ssc monitoringprofile add-threshold "VM Monitoring Profile (30min)" perfinfoname="CPU Usage(%)" type=2 thresholdvalue=80 consecutiveperiod=30 -disable -notrenotify