仮想マシンの削除を行います。
[構文]
ssc delete machine <GroupName [-auto] [-host HostName...] [-index start=value <end=value | count=value>] | -path Path... | -smartgroup SmartGroupName> [-diskdelete] [-i]
[引数/オプション]
引数/オプション | 説明 |
---|---|
GroupName | 対象のグループをフルパスで指定します。 (例: テナント/カテゴリ/グループ、グループ、グループ/モデル) -host、-indexが有効です。 省略時は、-autoを指定することにより、グループで稼動中のマシンが1台自動選択されます。 ※-auto指定時は、テナント、カテゴリ名のみを指定することもできます。 その場合、削除対象となるグループは、指定されたテナント、カテゴリ配下から、プライオリティの低い順に自動的に選択されます。 |
[-auto] | グループで稼動中のマシンが1台自動選択されます。 対象のグループのみが指定されたときに有効です。 |
[-host HostName...] | 対象仮想マシンが稼動するホスト名、あるいはIPアドレスを指定します。 IPアドレス指定の場合は、「xxx.xxx.xxx.xxx」形式で記述してください。 |
[-index start=value <end=value ∣ count=value>] | 削除する仮想マシンのホスト名の開始番号、終了番号、または件数を指定します。 -hostがIPアドレスの場合、複数指定している場合は無効となります。 -hostが省略されている場合は、ホスト設定一覧の順番となります。 (例) VM001-VM010を削除する場合: -host vm -index start=001 end=010 -host vm -index start=001 count=10 (例) ホストの5番目から10番目を削除する場合: -index start=5 end=10 -index start=5 count=6 |
-path Path... | 対象仮想マシンが所属するグループ、または対象仮想マシンまでのパスをフルパスで指定します。 グループには、仮想マシンサーバ、DataCenter、リソースのパスを指定することができます。 リソースグループの場合: (ビュータイプは、resource:/です。) resource:/Rack01 仮想グループの場合: (ビュータイプは、virtual:/です。) virtual:/VC1/DataCenter1/VMServer1 ビュータイプ(virtual:/)は、省略可能です。 ビュータイプを省略した場合、[仮想] ビューのパスとして扱われます。 指定したグループ配下の仮想マシンが、削除対象になります。 (稼動中のマシンは対象外です。) パスの指定については、「1.7. Path、および GroupPath指定について」を参照してください。 |
-smartgroup SmartGroupName | 指定したスマートグループの条件に合致するマシンを削除します。 グループのパスは、存在するパスを指定します。 パスの先頭には、対象のビューを示す以下のいずれかを指定します。 operations : [運用] ビュー resource : [リソース] ビュー (マシンノード配下) [運用] ビューのスマートグループを指定した場合、グループで稼動中のマシンが削除対象となります。 [リソース] ビューのスマートグループを指定した場合、非稼動のマシンが削除対象となります。 (設定例) operations:/category1/group11/smartgroup101 : [運用] ビューの category1配下のgroup11直下の smartgroup101 を指定します。 resource:/smartgroup102 : [リソース] ビューのルートノード直下のsmartgroup102を指定します。 |
[-diskdelete] | 接続されている仮想ディスクを削除します。 |
[-i] | 確認メッセージを表示します。 |
[注]
パブリッククラウドグループを指定した場合、削除先の指定には、"-host" 以外は利用することはできません。
-indexで指定するホストは、startとend (count) の間に未使用のホストがあるとエラーになります。
本コマンドのオプションにスマートグループを指定した場合、スマートグループで抽出されたホストが複数の運用グループに分散している場合、複数のジョブに分けてシーケンシャルに処理します。
このとき、エラーが発生すると以降のジョブは実行されません。エラーの原因を取り除いて、再度実行してください。
[構文例]
>ssc delete machine vmgroup1 -host host1 host2 -diskdelete
>ssc delete machine -path resource:/vmgroup1/vm1
>ssc delete machine -path virtual:/vms-gp1/vm-gp1/vm1
>ssc delete machine -path vms-gp1/vm-gp1
グループで稼動中のマシンを1台自動選択して削除
>ssc delete machine vmgroup1 -auto
>ssc delete machine category1 -auto
vm001 - vm010の仮想マシン削除
>ssc delete machine vmgroup1 -host vm -index start=001 end=010
>ssc delete machine vmgroup1 -host vm -index start=001 count=10
ホスト設定リストの順番で5番目から10番目の仮想マシンを削除
>ssc delete machine vmgroup1 -index start=5 end=10
>ssc delete machine vmgroup1 -index start=5 count=6
スマートグループを指定してグループで稼動中のマシンを削除
>ssc delete machine -smartgroup operations:/category1/group11/smartgroup101
スマートグループを指定して非稼動のマシンを削除
>ssc delete machine -smartgroup resource:/smartgroup102