NEC


3.4.2. 配置制約の削除(ssc vmop delete-rule)

仮想マシンの配置制約を削除します。

[構文]

ssc vmop delete-rule GroupName [SourceName] [TargetName] [-all]

[引数/オプション]

引数/オプション

説明

GroupName

(必須)

配置制約を削除する種別が "VMサーバ" のグループ/モデルを指定します。

グループ/モデルまでのパスを指定します。

(例: カテゴリ/グループ、グループ/モデル)

[SourceName]

対象となる配置制約元 (仮想マシン) のホスト名、もしくはVM制約グループ名を指定します。

ただし、"-all" 指定時以外は、省略することはできません。

ホスト名の場合、所属するグループを含めたパスを指定します。

ホスト/VM制約グループは自動的に判別されますが、"()" で囲んで指定した場合は、常にVM制約グループとみなします。

(例: カテゴリ/グループ/ホスト、グループ/ホスト、(VM制約グループ)、VM制約グループ)

[TargetName]

対象となる制約設定先のホスト名 (仮想マシンサーバ) のホスト名、もしくはVMサーバ制約グループ名を指定します。

ホスト名の場合、所属するグループを含めたパスを指定します。

ホスト/VMサーバ制約グループは自動的に判別されますが、"()" で囲んで指定した場合は、常にVMサーバ制約グループとみなします。

(例: カテゴリ/グループ/ホスト、グループ/ホスト、(VMサーバ制約グループ)、VMサーバ制約グループ)

[-all]

GroupNameのみ指定した場合、VMサーバモデルに関連付いているすべての配置制約を削除します。

GroupNameSourceName、またはTargetNameを指定した場合、VMサーバモデルと指定したホスト/制約グループに関連付いているすべての配置制約を削除します。

[構文例]

 1)SourceHost (仮想マシン) とTargetHost (仮想マシンサーバ) の制約を削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01
   Vm-g/vm01 VmServer-g/Esx-g-01/esx01            
 2)SourceGroup (VM制約グループ) とTargetHost (仮想マシンサーバ) の制約を削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01
   (vm-pinned-group) VmServer-g/Esx-g-01/esx01
 3)SourceGroup (VM制約グループ) のEQ制約を削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01 (vm-eq-group)
 4)SourceHost (仮想マシン) の制約をすべて削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01
   Vm-g/vm01 -all      
 5)TargetHost (仮想マシンサーバ) の制約をすべて削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01
   VmServer-g/Esx-g-01/esx01 -all   
 6)SourceGroup (VM制約グループ) の制約をすべて削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01
   (vm-restriction-group) -all
 7)GroupName (VM サーバモデル) の制約をすべて削除する。
  >ssc vmop delete-rule VmServer-g/Esx-g-01/VmsModel01 -all