リソースプール監視設定を設定します。
[構文]
ssc resourcepool set-monitor-setting ResourcePoolName [-s expression] [-d type]
[引数/オプション]
引数/オプション | 説明 |
---|---|
ResourcePoolName (必須) | 設定対象のリソースプール名を指定します。 |
[-s expression] | 監視閾値の設定を行います。 expressionの記述に従って設定します。 |
[-d type] | 監視閾値の設定を削除します。 typeの指定に従って削除します。 typeを省略した場合は、すべての設定を削除します。 |
type : リソース種別を指定します。以下のリソース対応表に対応する指定値を記述します。
指定値を "+" で連結することで、同時に複数の種別を表現することができます。
(例) cpu+memory+datastore
指定値 | 対応リソース種別 |
---|---|
cpu | CPU |
vcpu | vCPU数 |
memory (mem) | メモリ |
datastore (disk) | データストア |
vm | VM数 |
all | 全種別 |
expression : "type=info,warning,critical" の形式で指定します。
(例) cpu=60,80,100
各指定値の対応は、以下記載の内容となります。
type : 設定するリソース種別を指定します。前述の種別指定形式で指定します。
info : Infoレベルに対応する監視閾値を指定します。
warning : Warningレベルに対応する監視閾値を指定します。
critical : Criticalレベルに対応する監視閾値を指定します。
監視閾値は、以下形式で指定します。
1 - 10000 : リソース総数に対する割合 (%) を指定します。
0 : 監視無効を指定します。
d : デフォルト値の使用を指定します。
k : 既存設定の維持を指定します。
複数の設定を同時に行う場合、expressionを複数指定することが可能です。
[注]
指定を行わなかったリソース種別に対しては、設定が維持されます。
[構文例]
>ssc resourcepool set-monitor-setting pool-1 -s all=60,80,100
>ssc resourcepool set-monitor-setting pool-1 -s cpu+memory=k,70,90 datastore=d,90,120 vm=0,50,80
>ssc resourcepool set-monitor-setting pool-1 -d
>ssc resourcepool set-monitor-setting pool-1 -d cpu+datastore