NEC


4.3.4. デバイスステータスの更新(ssc set-object-status)

カスタムオブジェクト、ネットワークリソース (物理スイッチ、ロードバランサ)、ストレージリソース (ディスクアレイ、ディスクボリューム、ストレージプール) のステータスを変更します。

[構文]

ssc set-object-status Mode <-name Name... | -id Identifier...> [-type <networkdevice | diskarray | diskvolume | storagepool | customobject>] [-subkey MachinePath]

[引数 / オプション]

引数/オプション

説明

Mode

(必須)

設定するステータスを指定します。

複数を組み合わせて設定することが可能です。

() 内は、直前のパラメータの省略方法です。

先頭の "+"、"-" は、設定 (+) と解除 (-) を意味します。

省略した場合は、設定 (+) になります。

 +: 設定します。

 -: 解除します。

degrade (d): 故障状態 (一部故障)

fault (f): 故障状態 (故障)

resethw (r): 故障状態 (一部故障、故障) のクリア ("+"、"-" 無効)

<-name Name... ∣ -id Identifier...>

設定する対象を指定します。

-name、-idは、いずれか1つを指定する必要があります。

指定する対象は複数指定が可能です。

 -name: 対象の名称、またはIPアドレスを指定します。

 -id: カスタムオブジェクトの識別子を指定します。

[-type <networkdevice ∣ diskarray ∣ diskvolume ∣ storagepool ∣ customobject>]

対象の種別を指定します。

省略した場合は、customobject (カスタムオブジェクト) になります。

networkdevice: 物理スイッチ、ロードバランサ

deviceport: 物理スイッチポート

diskarray: ディスクアレイ

diskvolume: ディスクボリューム

storagepool: ストレージプール

customobject: カスタムオブジェクト

customobjectnode: カスタムオブジェクトノード

[-subkey MachinePath]

対象を持つマシンの [リソース] ビューのパスを指定します。

-typeに、diskvolume (ディスクボリューム) を指定した場合のみ有効です。

[構文例]

 >ssc set-object-status +fault -name FcSwitch01
 >ssc set-object-status -fault -name 192.168.11.101 -type switch
 >ssc set-object-status resethw -id 192.168.11.101