NEC


4.1.1. 運用ログの表示(ssc show log)

運用ログを表示します。

-allを指定した場合を除き、表示できる件数は最大100件です。

-allを指定した場合、データベースに残っているすべてのログ情報を表示します。

全パラメータを省略した場合は、実行日時から3日前までのログが最大100件表示されます。

[構文]

ssc show log [-date [yyyy/mm/dd] [hh:mm:ss]] [-days Number] [-level LogLevel] [-category <user | policy | system>] [-eventnum EventNumber] [-jobid JobID] [-ip IPAddress] [-username UserName] [-conditions TargetName Join Formula=Value, ...] [-all] [-format <csv|json>] [-vertical]

[引数/オプション]

引数/オプション

説明

[-date [yyyy/mm/dd] [hh:mm:ss]]

表示対象となる基点の日時を指定します。

表示件数は、最大100件です。

時間 (時分秒) を省略すると、"00:00:00" が設定されます。

年月日を省略すると、実行した年月日が設定されます。

-date を省略すると、実行日時が基点となります。

-allと同時に指定することはできません。

[-days Number]

表示対象となる日数を指定します。

正の値は、基点となる-dateの日時以後の日数分となります。

負の値は、基点となる-dateの日時以前の日数分となります。

"0" は、"-1" となります。

既定値は、(-3) です。

-allと同時に指定することはできません。

[-level LogLevel]

ログレベルを指定します。

指定したログレベル以上の運用ログを表示します。

ログレベルは、「fatal」、「error」、「warning」、「normal」、「detail」、「trace」のいずれか1つを指定することができます。

[-category <user ∣ policy ∣ system>]

イベント区分で絞込みを行います。(複数指定可)

-categoryの指定がない場合は、すべてのイベント区分が対象です。

イベント区分は、以下を指定することができます。

 user   : ユーザを指定します。

 policy  : ポリシーを指定します。

 system : システムを指定します。

[-eventnum EventNumber]

イベント番号で絞込みを行います。

 EventNumber : イベント番号を指定します。

-jobid、-allと同時に指定することはできません。

[-jobid JobID]

ジョブIDで絞込みを行います。

 JobID : ジョブIDを指定します。

-eventnum、-allと同時に指定することはできません。

[-ip IPAddress]

ログイン元IPアドレスで絞込みを行います。

-category が "user" の場合のみ、指定することができます。

-allと同時に指定することはできません。

[-username UserName]

ユーザ名で絞込みを行います。

-category が "user" の場合のみ、指定することができます。

-allと同時に指定することはできません。

[-conditions Join Formula:TargetName=Value ...]

追加の条件で絞込みを行います。

Joinに、各条件の結合方法を指定します。

 and : すべての条件に一致

 or : いずれかの条件に一致

 省略した場合は、"and" として扱います。

Formulaに、絞り込み条件を指定します。

 BeginsWith : ~から始まる

 EndsWith : ~で終わる

 Equal : ~と一致する

 NotEqual : ~と一致しない

 Match : ~を含む

 NotMatch : ~を含まない

 Pattern : パターンがマッチする

TargetNameに、対象を指定します。

以下を指定することができます。

 Message : 概要

Valueに、絞り込む値を指定します。

Formula:TargetName=Valueは、複数指定することが可能です。

-allと同時に指定することはできません。

[-all]

すべての運用ログを表示します。

[-format <csv∣json>]

出力形式を指定します。

以下の出力形式を、指定することができます。

 csv : CSV形式で出力します。

 json : JSON形式で出力します。

省略した場合、空白区切りで出力します。

-verticalと同時に指定することはできません。

[-vertical]

表示形式を変更します。

(形式 = 項目名:値)

[構文例]

 >ssc show log
 >ssc show log -date "2008/10/14 09:00:00" –days –1
 >ssc show log -date "2008/10/14" -days -1 -level error
 >ssc show log -level normal
 >ssc show log -category user system
 >ssc show log -eventnum SY00002 
 >ssc show log -jobid 00001
 >ssc show log –all
 >ssc show log -format csv