グループ、モデル、ホストに、ストレージを追加します。
ディスクアレイのディスクボリュームを、ホストに追加します。
[構文]
ssc add storage GroupName [HostName] DiskArrayName DiskVolumeName [-hbanum HBANumber] [-lun LUNNumber] [-after] [<-hostip ExportIPAddress | -nicno NicNumber>] [-cn ControllerName]
[引数/オプション]
引数/オプション | 説明 |
---|---|
GroupName (必須) | ストレージを追加するグループ、モデル、もしくはホストが存在するグループを指定します。 グループ、モデルまでのパスを指定します。 テナント、カテゴリは、指定することはできません。 (例: テナント/カテゴリ/グループ、カテゴリ/グループ/モデル) |
[HostName] | ストレージを追加するホスト名を指定します。 |
DiskArrayName (必須) | ディスクアレイ名を指定します。 |
DiskVolumeName (必須) | ディスクボリューム名を指定します。 NetAppストレージ、SMI-Sサービスの場合は、大文字と小文字を区別します。 |
[-hbanum HBANumber] | 接続するHBA番号を指定します。 0から9999までの範囲で指定することができます。 複数のHBA番号を指定する場合は、"," (カンマ) 区切りで指定します。","の前後に空白は指定できません。 省略すると、すべてのHBA番号に接続します。 NetAppストレージの場合は、無効です。 |
[-lun LUNNumber] | LUN番号を設定します。 0以上の番号を指定することができます。 Symmetrix のディスクボリュームを指定した場合、指定することはできません。 NetAppストレージ、SMI-Sサービスの場合は、無効です。 |
[-after] | ソフトウェア配布後にストレージへ接続します。 省略すると、配布前に接続します。 |
[-hostip ExportIPAddress] | 接続するIPアドレスを指定します。 ホスト定義に設定したIPアドレスが指定可能です。 DHCPを利用する場合は、省略してください。その場合、ホスト名が利用されます。 NetAppストレージの場合、かつホストに追加する場合のみ指定可能です。 |
[-nicno NicNumber] | 接続するIPアドレスを持つNICの番号を指定します。 「1/2」のように、"/" (スラッシュ) 区切りで数値を入力することで、NICに割り当てている2つ目以降のIPアドレスを指定することができます。 DHCPを利用する場合は、省略してください。 その場合、指定したグループ、モデルで稼動するホストのホスト名が利用されます。 NetAppストレージの場合、かつグループかモデルに追加する場合のみ指定可能です。 |
[-cn ControllerName] | ストレージを公開するコントローラ名を指定します。 |
[注]
NetAppストレージの接続設定を行う場合、SigmaSystemCenter 3.0 update 1 までは、ソフトウェア配布後にストレージへ接続する設定のみが可能でしたが、
SigmaSystemCenter 3.1 において、他のストレージ製品と同様に、ソフトウェア配布前にストレージへ接続する設定が可能となりました。
-afterの指定有無で、ソフトウェア配布前、配布後のストレージ接続設定が可能です。
既に他のホスト定義で使用されている非共有のディスクボリュームを、別のホスト定義に追加することはできません。
非共有のディスクボリュームは、グループやモデルに追加することができません。
[設定対象の決定方法]
本コマンドでは、グループ、モデル、ホストを対象に、ストレージ設定を追加します。
設定対象は、GroupNameとHostNameの指定方法で、以下のように決定します。
設定対象 | GroupNameに指定する値 | HostNameに指定する値 |
---|---|---|
グループ | グループ名 | 省略する |
モデル | モデル名 | 省略する |
ホスト | ホストの所属するグループ名 | ホスト名 |
[構文例]
>ssc add storage Category1/Group01 HOST-01 DiskArray-001 Volume-001 -hbanum 1
-lun 5 -after
>ssc add storage Group-A001 Host-A001 DiskArray-001 Volume-002
>ssc add storage Category1/ESX esx200 DiskArray-002 Volume-001
-hostip 10.34.11.4
>ssc add storage Group-A001 Host-A001 DiskArray-001 Volume-002 -cn MV01