指定マシンに対してソフトウェア配信を行います。
[構文]
ssc deploy software < GroupName [HostName...] | < -name MachineName... | -path Path... | -uuid UUID... | -mac MAC... > > [-s SoftwareName...] [-package [SoftwareName/][PackageName=]Option] [-packageresult] [-force] [-seq] [-description BackupDescription] [-imagename ImageName] [-forcerestore]
[引数/オプション]
引数/オプション | 説明 |
---|---|
GroupName | 対象グループを指定します。 グループ、またはモデルのパスを指定します。 テナント、カテゴリは、指定することはできません。 HostNameを指定する場合は、グループを指定してください。 |
[HostName...] | 対象マシンが稼動しているホスト名を指定します。 指定したグループに存在しているホストのみ、複数指定することができます。 省略時、グループで稼動するすべてのマシンを対象とします。 |
-name MachineName... ∣ -path Path... ∣ -uuid UUID... ∣ -mac MAC... | 配信する対象を指定します。 -name、-path、-uuid、-macは、いずれか1つを指定する必要があります。 指定する対象は複数指定が可能です。 -name : マシンの名称で指定します。 -path : 対象までのパスを指定します。 ・各ビューのマシンまでのパス [運用] ビューの場合: operations:/Category/Group/Machine [リソース] ビューの場合: resource:/Group/Machine Group/Machine [仮想] ビューの場合: virtual:/VC/DC/VMS/VM ・[リソース] ビューでのグループ、またはラックのパス resource:/Group/Rack Group/Rack ・[運用] ビューでのグループのパス operations:/Category/Group -uuid : マシンのUUIDで指定します。 -mac : マシンのプライマリMACアドレスで指定します。 -path指定時、ビュータイプを省略した場合、[リソース] ビューのパスとして扱われます。 パスの指定については、「1.7. Path、および GroupPath指定について」を参照してください。 |
[-s SoftwareName...] | 配信するソフトウェアを指定します。 論理ソフトウェアを指定する場合は、注意事項を参照してください。 複数のソフトウェアを指定する場合には、間にスペースを挿入して指定します。 グループに登録していないソフトウェアでも指定可能です。 ソフトウェアの指定には、Webコンソールの [リソース] ビューの [ソフトウェア] アイコンで表示されるソフトウェア名を、「" "」(二重引用符) で囲んで入力してください。 グループに登録されたソフトウェアの配布状況に関わらず、指定したソフトウェアのみ配布します。 -name、-path、-uuid、-mac指定時は、必須です。 |
[-package [SoftwareName/] [PackageName=] Option] | パッケージごとにオプションを指定します。 オプションを指定する場合は、-sでソフトウェアの指定が必須です。 SoftwareName/ : ソフトウェア名を指定します。 ソフトウェア名は「" "」(二重引用符) で囲み、パッケージ名との区切りとして "/"(スラッシュ) を後に付加してください。 ソフトウェア名は、-sで指定されているソフトウェアが1本の場合にのみ省略可能です。 PackageName= : パッケージ名を指定します。 パッケージ名は「" "」(二重引用符) で囲み、オプションとの区切りとして "=" を後に付加してください。 パッケージ名は、指定したソフトウェアに含まれているパッケージが1本の場合にのみ省略可能です。 Option : オプションを指定します。 オプションは、「" "」(二重引用符) で囲んで指定してください。 |
[-packageresult] | パッケージの実行結果を、ジョブの実行結果に反映する場合に指定します。 すべてのパッケージの実行結果が失敗と判断した場合に、ジョブの実行結果が失敗となります。 -sで、ソフトウェアの種別に、アプリケーションとアップデートであるソフトウェアが指定されたときに、そのソフトウェアに対して有効です。 |
[-force] | グループに登録されたソフトウェアを、強制再配布 (既に配布済みのソフトウェアも配布) します。 -sを指定しない時に有効です。 |
[-seq] | シーケンシャル (1台ずつ順番) に配布します。 省略時は一斉に配布します。 |
[-description BackupDescription] | バックアップの説明を指定します。 「" "」(二重引用符) で囲んで指定してください。 -sで、ソフトウェアの種別に、バックアップであるソフトウェアが指定されたときに有効です。 本オプションを使用してバックアップを実行する場合は、1台しかマシンを指定することができません。 |
[-imagename ImageName] | リストアするバックアップのイメージ名を指定します。 -sで、ソフトウェアの種別に、リストアであるソフトウェアが指定されたときに有効です。 イメージ名の指定には、Webコンソールの [リソース] ビューの [ソフトウェア] の [Backupイメージ] のイメージ名を、「" "」(二重引用符) で囲んで入力してください。 本オプションを使用してリストアを実行する際には、実行確認のメッセージが表示されます。 -forcerestoreで強制配布が可能です。 本オプションを使用してリストアを実行する場合は、1台しかマシンを指定することができません。 |
[-forcerestore] | -imagenameを使用して、リストアのソフトウェアを配布する際に強制配布します。 |
[注]
論理ソフトウェアについての注意事項
直接型のみ指定可能です。展開型は配布がスキップされます。
テンプレートシナリオが含まれている場合は、エラーになります。
論理ソフトウェア名を指定した場合は、論理ソフトウェア内のソフトウェアに以下のオプションが適用されません。
-package
-packageresult
-description
-imagename
[構文例]
[運用] ビューのグループ全体に対してソフトウェア配信
>ssc deploy software Category1/Group1
>ssc deploy software Category1/Group1 -s "Software [1]" "Patch-1"
>ssc deploy software Category1/Group1 -force
[運用] ビューの指定ホストに対してソフトウェア配信
>ssc deploy software Category1/Group1 Host01
>ssc deploy software Category1/Group1 Host01 Host02 Host03
>ssc deploy software Category1/Group1 Host01 Host02 Host03
-s "Software [1]" "Patch-1"
[リソース] ビューのグループ全体に対してソフトウェア配信
>ssc deploy software -path resource:/VMGroup -s "Software [1]" "Patch-1" -seq
指定マシンに対してソフトウェア配信(マシン名指定)
>ssc deploy software -name machine1 machine2 -s "Software [1]" "Patch-1"
指定マシンに対してソフトウェア配信(UUID指定)
>ssc deploy software -uuid 00B9771D-29BB-DB11-8001-003013B8F50D
-s "Software [1]" "Patch-1"
指定マシンに対してソフトウェア配信(MACアドレス指定)
>ssc deploy software -mac 00:31:13:B8:F6:1D -s "Software [1]" "Patch-1"
指定マシンに対してオプションを指定してソフトウェア配信(マシン名指定)
>ssc deploy software -name machine1 -s "Software [1]"
-package "Software [1]"/"Package1"="Option" -packageresult
"Software [1]" : Webコンソールの [リソース] ビューの [ソフトウェア] アイコンで表示されるソフトウェア名を指す。
"Package1" : 上記ソフトウェアに含まれるパッケージ名を指す。
パッケージ"Package1"を実行する際に"Option"の部分が引数として渡されて実行されます。
指定マシンに対してバックアップの説明を指定してバックアップのソフトウェアを配信
> ssc deploy software -name machine1 -s "Backup [1]" -description "machine1のバックアップです"
指定マシンに対してリストアのイメージ名を指定してリストアのソフトウェアを配信
> ssc deploy software -name machine1 -s "Restore [1]" -imagename "D:\DeployBackup\image1.lbr"