準備ができましたので、一括シャットダウンを行ってみましょう。
一括電源操作は[仮想]ビューから行います(画面右上の[仮想]をクリック)。
次に、ツリービュー上で一括操作の単位となる[Datacenter]をクリックします。
画面右側の[操作]メニュー下の[マシンシャットダウン]をクリックすると、[Datacenter]下の物理サーバ、仮想マシンの一括シャットダウン操作が開始します。
図 [マシンシャットダウン]操作
「シャットダウンオプション」ダイアログが表示されますので、次の設定を行います。
[VMサーバをメンテナンスモードにする]のチェックをオンにする。
[VMサーバの起動時にメンテナンスモードを解除する]のチェックをオンにする。
メンテナンスモードは、保守中のマシンなど、SSCによる自動の仮想マシンの移動(Migration(vMotion))などを抑止したい時に設定してください。
メンテナンスモードを設定したマシンに対しては、SSCは自動の処理を実行しなくなります。
また、上記の設定では、SSCだけでなく、vCenter Server上でもメンテナンスモードに切り替わります。
[OK]をクリックすると、実際のシャットダウン操作が開始します。
図 「シャットダウンオプション」画面
シャットダウン処理中、画面は次のように表示されます。画面下側のジョブウィンドウにシャットダウンジョブの進捗状況が表示されます。
図 マシンシャットダウン中の画面
操作が完了すると、画面は次のように表示されます。
図 マシンシャットダウン完了時の画面
以上で、[マシンシャットダウン]操作は完了です。