NEC


6.1. 負荷状況取得の設定

ここからは、管理対象マシンのレポート表示を行うために必要な負荷状況の取得の設定を行います。

SSCは、管理対象マシンの負荷状況を、時系列のグラフとしてWebコンソール上に表示し、閾値によって監視することができます。また、レポート表示のために取得した負荷状況のデータを蓄積することができます。

なお、ここでは負荷データの取得の設定の説明のみ行います。閾値による監視の設定方法については、「8.2. 負荷監視の設定」で説明します。

監視プロファイルは、性能情報の監視項目、監視間隔、閾値などの設定を含む性能監視設定のセットです。管理対象マシンの負荷状況の取得を行う場合、監視プロファイルを準備して運用グループに割り当てることで、負荷状況閲覧が可能となります。

SSCでは、一般的な監視項目が既に設定済みの監視プロファイルを、あらかじめ用意しています。今回は、レポート表示用にデフォルトで用意されている以下の監視プロファイルを使用します。下記監視プロファイルは、「5.1. サブシステムの登録」でサブシステム登録時に自動で設定されます。

監視プロファイルの一覧の確認は、[リソース]ビュー(画面右上の[リソース]をクリック)で行います。[リソース]ビューを開いたら、ツリービューから[監視プロファイル]を選択します。用意されている監視プロファイルの一覧が表示されます。

図 監視プロファイル一覧