仮想マシンサーバと仮想マシンの操作
以下のような仮想マシンサーバと仮想マシンについての操作はSSCで実施し、Hyper-V マネージャーや仮想マシンサーバ、および仮想マシン上のOSから直接実施しないでください。
電源のOn/Off
ハイパーバイザーやOSのシャットダウン
(※:Windows Server Failover Clusterによる動作は問題ありません。)
上記の操作を行った場合、以下の影響があります。
仮想マシンサーバや仮想マシンの実際の状態と、SSCの収集した状態との間にずれが生じる場合がある。
さらに、SSCから、この状態のずれが生じている仮想マシンサーバや仮想マシンの操作を行った場合、その操作が失敗することもあります。
実際のマシンの状態とSSCの収集した状態との間にずれが生じた場合や、ずれが原因で操作が失敗した場合は、「マシンの状態のずれを解消する」の対処を行ってください。
死活監視のイベントにより、SSCが障害と認識しポリシーの処理が動作してしまう。
仮想マシンについて、SSCが認識していない状態でマシンの停止が行われた場合、死活監視のイベントが発生し、故障マーク設定、通報、イベントログ出力などの処理が動作してしまいます。
ポリシーの影響がでないように操作するためには、事前にSSC上で対象マシンについてメンテナンスモードの設定をしておく必要があります。
マシンの状態のずれを解消する
仮想マシンサーバや仮想マシンの実際の状態とSSCの収集した状態との間のずれを解消するには、以下のように
[仮想]ビューで仮想マシンサーバの状態の収集を行います。
画面右上の[仮想]をクリック
ツリービューで、ずれが生じている仮想マシンサーバ(Hyepr-Vホスト)、または、ずれが生じている仮想マシンが稼動している仮想マシンサーバ(Hyepr-Vホスト)を選択します。
[操作]メニューの[収集]をクリック
マシンの状態のずれが原因でSSCの操作が失敗していた場合は、マシンの状態の収集を行った後でもう一度失敗した操作を行います。