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6.2.1. リソースプール(物理サーバグループ)のレポート作成

まず、リソースプールの前月の月次レポートを作成してみましょう。リソースプールのレポートは、物理サーバのグループのレポートを作成することで作成できます。

Webコンソール、sscコマンドでの作成方法について、それぞれ説明します。

(1)Webコンソールでの作成

レポートの作成は、[運用]ビュー(画面右上の[運用]をクリック)で行います。[運用]ビューを開いたら、ツリービューから対象のグループである[ClusterDC]をクリックして、[レポート]タブをクリックします。

「レポートファイル」画面が表示されますので、[レポート作成]をクリックします。

図 「レポート作成」画面 その1

「レポート作成」画面で、以下のように期間を指定し、レポート作成を行います。(例: 2018年5月とする場合)

  • [期間]の単位として[ヵ月間]を選択する。

    • "1"を入力する。

  • [開始時刻]のチェックを有効にする。

    • 開始時刻: 2018/05/01 00:00:00

[OK]をクリックすると、レポートファイル作成のジョブの実行が開始します。

図 「レポート作成」画面 その2

レポートファイル作成のジョブ完了後、画面右下の[操作]メニュー下の[画面更新]をクリックすると、[レポートファイル]の一覧に新規に作成されたレポートファイルの情報が表示されます。

ファイル名のリンクをクリックすると、ダウンロードすることができます。

ダウンロードしたレポートファイルの内容については、後述の「6.3. レポートの閲覧」で説明します。

図 レポート作成後の「レポート作成」画面

(2)sscコマンドでの作成

次に、コマンドでレポート作成を行ってみましょう。

sscコマンドでの作成も、Webコンソールと同様に、レポート対象のグループまたはホストを指定して、レポートの期間を指定することで作成できます。

SSC管理サーバ上でコマンドプロンプトを開いて、次のコマンドを実行します。

レポートファイルは、次のように<SSCのインストール先フォルダ>\ReportDocument下に作成されます。

作成したファイルの見方については、後述の「6.3. レポートの閲覧」で説明します。

以上で、物理サーバグループ([ClusterDC]グループ)の前月の月次レポート作成の作業は完了です。