名前付きのマシンプロファイルとは、マシンプロファイルの設定を事前に登録し、再利用するための機能です。
[リソース]ビュー上で名前付きのマシンプロファイルの登録を行った後、[運用]ビューのグループ/モデルプロパティ、ホスト設定上のマシンプロファイルの設定にて、次の2種類の方法のどちらかを選択し登録済みの名前付きのマシンプロファイルを利用します。
登録済みの名前付きのマシンプロファイルの設定を利用する。
登録済みの名前付きのマシンプロファイルから設定をコピーする。
名前付きのマシンプロファイルには、次の2種類の公開範囲の設定があります。
Public
利用可能な範囲が限定されないマシンプロファイルです。[運用]ビュー上のすべてのグループ/モデルプロパティ、ホスト設定で、Publicのすべてのマシンプロファイルを利用することができます。
Private
指定のテナント配下のみで利用することができるマシンプロファイルです。Privateのマシンプロファイルを作成するときに、割り当てるテナントを指定して利用します。[運用]ビューのグループ/モデルプロパティ、ホスト設定では、上位のテナントに割り当てられたPrivateのマシンプロファイルが利用可能となります。上位のテナントに割り当てられていないPrivateのマシンプロファイルは利用できません。
SigmaSystemCenter をインストールしたときにデフォルトで次の3つのPublicの名前付きマシンプロファイルが利用できます。
マシンプロファイルの名前 |
設定 |
---|---|
Large |
CPU数:4、CPUシェア:標準、メモリサイズ:4096MB、メモリシェア:標準、システムディスクタイプ:Thin |
Medium |
CPU数:2、CPUシェア:標準、メモリサイズ:2048MB、メモリシェア:標準、システムディスクタイプ:Thin |
Small |
CPU数:1、CPUシェア:標準、メモリサイズ:1024MB、メモリシェア:標準、システムディスクタイプ:Thin |