インストール (Linux)

ICE Coreのファイル展開

{ICE_INSTALL_DIR} で {ICE Core物件} を展開します。

例) {ICE_INSTALL_DIR} が/opt/nec/pf/ice、{ICE Core物件} がiot_connectivity_engine_core-x64-2.0.0.tar.gzの場合

# mkdir -p /opt/nec/pf/ice

# cd /opt/nec/pf/ice

# tar xzf iot_connectivity_engine_core-x64-2.0.0.tar.gz

Note

インストールパス中に日本語やスペースを含む場所にはインストールできません。

ICE Coreの設定変更

{ICE_HOME}/conf/core_config.json の以下の項目を設定します。

  • edge_id

次のコマンドを実行してICE CoreにエッジIDを設定します。 <エッジID>には、他のエッジと重複しない文字列を指定してください。

# /opt/nec/pf/ice/core/bin/configedit set -s edge_id <エッジID>

サービスの登録

  • rcスクリプトの修正

以下の場合にのみrcスクリプトの修正が必要となります。

  1. ICEを既定と異なる場所にインストールする場合
  2. pidファイルとlockファイルの配置先を変更する場合

条件に当てはまる場合、{ICE_HOME}/bin/ice-core の下記行を修正します。

ICEを既定と異なる場所にインストールする場合は、59行目のICE_HOMEのパスを変更します。

ICE_HOME=${ICE_HOME-/opt/nec/pf/ice/core}

pidファイルとlockファイルの配置先を変更する場合は、8～9行目と63～64行目の設定を変更します。

# pidfile: /tmp/ice/ice-core.pid
# lockfile: /tmp/ice/ice-core.lock

PIDFILE=/tmp/ice/${service}.pid
LOCKFILE=/tmp/ice/${service}.lock

Note

tmpwatchなど/tmp下のファイルが定期削除されるような設定になっている場合、このpidfile, lockfileのパス変更は必須です。/var/tmp下などを指定してください。

  • serviceファイルの修正

ice-coreのrcスクリプトでpidファイルの場所を変更している場合は、{ICE_HOME}/bin/ice-core.serviceのPIDFileの行にも同じ値を指定します。

PIDFile=/tmp/ice/ice-core.pid
  • サービスの登録と有効化
# cp /opt/nec/pf/ice/core/bin/ice-core.service /etc/systemd/system/

# systemctl daemon-reload

# systemctl enable ice-core

# systemctl status ice-core
(Loaded: の項目が loaded である事を確認する)