3. データフロー

IoT Connectivity Engineの主要なデータフローについて以下に説明します。

dataflow

  • Sensor Data 収集
    DeviceやEdge Applicationで生成したデータをICE Backendに送信します。 データはICE CoreからRabbitMQのトピックを介してICE Backendに集められ、MongoDBに格納され、Backend APIによって参照・削除することができます。 特定のdata_typeを持つデータのみにアクセスすることもできます。
  • Device Actuation
    ICE BackendからDeviceやEdge、Edge Application等に対して制御メッセージを送信します。
    制御メッセージはRabbitMQのトピックを介してICE Coreに到達し、制御メッセージに応じた処理が行われます。 制御メッセージはQoS 0(At most once)で送信され、制御メッセージの処理内容はオペレーション情報として MongoDBに記録されます。ICE Backend APIから実行可能です。
  • Meta Data Registration
    ICE Core自身や、Device、Device Adapter、Edge Applicationに関するメタ情報を収集し参照する事が出来ます。
  • ファイル集配信
    追加のプロダクトによってファイル集配信を行うことが出来ます。
  • オペレーション情報参照・削除
    オペレーションの情報を参照・削除します。 ICE Backend API からMongoDBに対してクエリを実行し、結果を返却します。