3. アンインストール¶
本章では、Workload Managerのアンインストール方法について説明します。
3.1. 前提条件¶
アンインストールは、Amazon EKS クラスターに接続できる操作用クライアント環境を用意して行います。
Workload Managerをアンインストールする際の前提条件を以下に記載します。 なお、それぞれの詳細は「2.1. 前提条件」を参照してください。
操作用クライアント環境でkubectlコマンドが使用できること
操作用クライアント環境でdockerコマンドが使用できること
操作用クライアント環境でawsコマンドが使用できること
3.2. アンインストール前の作業¶
アンインストールを行う前に確認しておくべき事項、ならびに実施しなければならない作業について説明します。
3.2.1. 操作用クライアント環境へのアーカイブファイル配置¶
詳細は、「2.2.3. 操作用クライアント環境へのアーカイブファイルの配置」を参照してください。
3.2.2. Dockerサービスの起動¶
Dockerサービスを起動してください。
3.3. アンインストール¶
3.3.1. Workload Manager の削除¶
操作用クライアント環境にログインします。
作業ディレクトリに移動します。
> cd ${WORK_DIR}/workload-manager-operator/manifest/eksWorkload Manager の削除
Workload Manager を EKS 上から削除するためには、展開したカスタムリソースを削除します。 カスタムリソースを削除するには、次のコマンドを実行します。
> kubectl delete -f eks_cr.yaml -n nec-workload-manager
Workload Manager Operator の削除
Workload Manager Operator を EKS 上から削除するためには、次のように kubectl delete を実行します。
> kubectl delete -f setup/eks_setup.yaml -n nec-workload-manager
注釈
本手順を実施すると、[5. ライセンス登録]で登録されたライセンスキーは削除されます。
3.3.2. Docker リポジトリの削除¶
Docker イメージの削除
次のコマンドを実行し、Workload Manager のイメージを削除します。
> docker rmi ＜AWS アカウント ID＞dkr.ecr.＜リージョン＞.amazonaws.com/nec/workload-manager:latest
次のコマンドを実行し、Workload Manager Operator のイメージを削除します。
> docker rmi ＜AWS アカウント ID＞dkr.ecr.＜リージョン＞.amazonaws.com/nec/workload-manager-operator:latest
Docker リポジトリの削除
次のコマンドを実行し、Workload Manager のリポジトリを削除します。
> aws ecr delete-repository \ --repository-name nec/workload-manager \ --force
次のコマンドを実行し、Workload Manager Operator のリポジトリを削除します。
> aws ecr delete-repository \ --repository-name nec/workload-manager-operator \ --force