ポリシーとは、管理対象マシン、BMC、ネットワーク機器、ストレージ装置、カスタムオブジェクトの障害発生時の対処方法の定義を行うための設定で、後述の図のように、複数のポリシー規則の集まりです。
ポリシー規則は、監視機能が検出するイベントとそのイベントに対応して実行するポリシーアクションを関連付けるための設定です。
ポリシーは、定義済の標準ポリシーをテンプレートとして利用したり、既存の作成済みのポリシーをコピーしたりして作成することが可能です。
標準ポリシーは、特定の運用内容を想定して作成されたものが複数用意されています。管理内容に合う標準ポリシーを選択してください。
作成したポリシーの設定は、次の対象に対して割り当てて使用します。運用グループやモデルの場合、複数のポリシーを割り当てることが可能です。
運用グループやモデル
デバイス(ネットワーク機器、ストレージ装置、カスタムオブジェクト)
BMC死活監視用(待機マシン用、全体で1つ)
それぞれ、下記の対象のポリシーで定義された対象のイベントが発生すると、イベントに対応するポリシーアクションが実行されます。
運用グループ内の管理対象マシン
デバイス(ネットワーク機器、ストレージ装置、カスタムオブジェクト)
待機マシンでBMC死活監視のイベントが発生
デバイスの場合のポリシーの使用方法については、「2.6.3. デバイス監視」を参照してください。
また、BMC死活監視については、「2.5.6. BMC死活監視」を参照してください。