Microsoft Azure環境のマシンをSigmaSystemCenterに登録し、SigmaSystemCenterからマシンに対して管理ができるようになるまでの方法について、例を使用して説明します。
詳細な手順については、「SigmaSystemCenter インストレーションガイド」や「SigmaSystemCenter コンフィグレーションガイド」、およびMicrosoft Azureが提供する各種ドキュメントを参照してください。
SigmaSystemCenterでは、次の3つの方法で環境を構築することができます。
SigmaSystemCenterから新規の仮想マシン作成の操作を行い、作成された仮想マシンをSigmaSystemCenterに登録するまでの作業の流れを説明します。
Microsoft Azure環境の準備
Microsoft Azure上に仮想ネットワークを構成し、利用可能な状態にする。
APIでアクセスするアプリを作成し、アクセス設定の確認を実施し、サブスクリプションに対して"所有者"のロールをアプリに割り当てる。
作成したアプリについて、APIアクセス用のキーを発行する。
(ディレクトリID:DirectoryID、アプリケーションID:ApplicationID、サブスクリプションID:SubscriptionID、キー:AccessKey)
管理サーバにOS/SigmaSystemCenterをインストール、初期設定を行う
管理サーバにWindows Serverをインストールする。
IIS、ASP.NETをインストールし、その後SigmaSystemCenterをインストールする。
SigmaSystemCenterのライセンス、サブシステム登録を行う
SigmaSystemCenterのライセンス登録後、PVMServiceを再起動する。
サブシステム: Azureを、テナントIDにDirectoryId、アクセスIDにApplicationID/SubscriptionID、パスワードにAccessKeyを指定して追加する。
パブリッククラウドの運用グループの作成
[運用]ビュー上で、パブリッククラウド用のグループGroup を作成する。
OS 種別は管理するMicrosoft Azure の仮想マシン上で動作するOS 種別を指定する。
運用グループにホスト設定を追加
[運用]ビュー上で、グループGroup にホストCloudServer を作成する。
ホストの設定の詳細については、「8.4.3. Microsoft Azureのマシン作成について」を参考にしてください。
新規リソース割り当ての実行
ホストCloudServer を選択し、新規リソース割り当てを行い、仮想マシン作成、および稼動状態にする。
Microsoft Azure上で作成済の仮想マシンを1台ずつ、SigmaSystemCenterで管理可能な状態にするまでの作業の流れを説明しています。
Microsoft Azure環境の準備
Microsoft Azure上に仮想マシン、および仮想ネットワークを構成し、利用可能な状態にする。
APIでアクセスするアプリを作成し、アクセス設定の確認を実施し、サブスクリプションに対して"所有者"のロールをアプリに割り当てる。
作成したアプリについて、APIアクセス用のキーを発行する。
(ディレクトリID:DirectoryID、アプリケーションID:ApplicationID、サブスクリプションID:SubscriptionID、キー:AccessKey)
管理サーバにOS/SigmaSystemCenterをインストール、初期設定を行う
管理サーバにWindows Serverをインストールする。
IIS、ASP.NETをインストールし、その後SigmaSystemCenterをインストールする。
SigmaSystemCenterのライセンス、サブシステム登録を行う
SigmaSystemCenterのライセンス登録後、PVMServiceを再起動する。
サブシステム: Azureを、テナントIDにDirectoryId、アクセスIDにApplicationID/SubscriptionID、パスワードにAccessKeyを指定して追加する。
Microsoft Azureのマシンを登録
[リソース]ビュー上でグループRGroupを作成する。
RGroupに[マシン登録]でMicrosoft Azureの仮想マシンを登録する。
パブリッククラウドの運用グループの作成
[運用]ビュー上で、パブリッククラウド用のグループGroupを作成する。
OS種別は管理するMicrosoft Azureの仮想マシン上で動作するOS種別を指定する。
運用グループにホスト設定を追加
[運用]ビュー上で、グループGroupにホストCloudServerを作成する。
マスタマシン登録の実行
ホストCloudServerに対し、Microsoft Azureの仮想マシンをマスタマシン登録で割り当て、稼動状態にする。
Microsoft Azure上で作成済の仮想マシンを一括で登録し、SigmaSystemCenterで管理可能な状態にするまでの作業の流れを説明します。
Microsoft Azure環境の準備
Microsoft Azure上に仮想マシン、および仮想ネットワークを構成し、利用可能な状態にする。
APIでアクセスするアプリを作成し、アクセス設定の確認を実施し、サブスクリプションに対して"所有者"のロールをアプリに割り当てる。
作成したアプリについて、APIアクセス用のキーを発行する。
(ディレクトリID:DirectoryID、アプリケーションID:ApplicationID、サブスクリプションID:SubscriptionID、キー:AccessKey)
管理サーバにOS/SigmaSystemCenterをインストール、初期設定を行う
管理サーバにWindows Serverをインストールする。
IIS、ASP.NETをインストールし、その後SigmaSystemCenterをインストールする。
SigmaSystemCenterのライセンス、サブシステム登録を行う
SigmaSystemCenterのライセンス登録後、PVMServiceを再起動する。
サブシステム: Azureを、テナントIDにDirectoryId、アクセスIDにApplicationID/SubscriptionID、パスワードにAccessKeyを指定して追加する。
登録コマンドの実行
Microsoft Azure 上に必要な仮想マシンを作成し、以下のコマンドを実行して SigmaSystemCenter に一括登録する。
ssc assign external-resource -type azure [-s]
([-s]:停止状態の仮想マシンを登録対象とします。)
コマンドの詳細については、「sscコマンドリファレンス」を参照してください。
作成した仮想マシンが SigmaSystemCenter 上に登録されない場合、[管理]ビュー上で収集を実行した後に、再度上記コマンドを実行してください。
上記コマンド実行後、Microsoft Azure 上に仮想マシンを追加で作成した場合においても、[管理]ビュー上で収集を実行した後、再度コマンドを実行することで、追加作成した仮想マシンをSigmaSystemCenter 上に登録することが可能です。