設計指針¶
本開発ガイドは、本節で説明する設計指針に基づいてアプリケーションを設計する想定で説明しています。
適用するシステムの要件やプロジェクトの状況によっては本節で説明する指針では満足できないことがあり得ます。
各開発プロジェクトの状況に応じて、対応してください。
前節で触れた通り、対象とするセンサーデバイスやネットワーク構成、デバイスからどのような通信プロトコルでどのようなデータを採取するかが確定している前提で説明します。
Device AdapterとEdge Application¶
Device Adapterと Edge Applicationは利用するAPIや実装方法が似ているため、Edge Application用のAPIを使ったデータ収集を実現する事も出来ます。
しかし、Device Adapterとしてデータ収集を行う事でICEの機能を最大限活用することが出来ます。 たとえば、Device Adapterから送信されるデータには必ず共通的な方式で払い出されたIDが付与されますが、Edge Applicationから送信されるデータは、Edge Appliationの実装次第です。
Device Adapterを使う方が、デバイスの管理情報とデバイスからのデータの紐付が可能になり、データの活用の幅が広がります。