補正つきインターバルノード¶
interval with adjusting¶
Node-REDの標準ノードの1つのInjectノードにrepeatを指定した場合、Node.jsのsetInterval関数を利用して定期的にイベントを発生させます。
setInterval関数は正確性が保証されていません。ある回のイベントが発生した時点から、引数intervalよりも後に次の回が発生するような仕様になっています。
例: Injectノードのrepeatを1分に設定し、10時ちょうどに開始したとします。最初のイベントが10時1分10秒に発生した場合、次回のイベントは10時2分10秒以降に発生します。
イベント発生が予定よりも遅くなることにより、イベント発生頻度は設定で期待する頻度よりも低くなります。例えばrepeatを1分に設定した場合、1時間に60回イベントを発生することを期待していても、実際には60回以下になります。
interval with adjustingノードはある回のイベント発生が予期したよりも遅くなった際に、次回のイベントまでの時間を短くすることにより、頻度が一定になるような補正を行います。補正機能以外は、Node-RedのInjectノードと同等の動作を行います。
設定項目¶
interval with adjustingには以下の設定項目があります。
- repeat
-
実行間隔を秒で指定します。
- props
-
イベント発生時のペイロードを設定します。