2. V1.1 から V1.2.2までの変更点

2.1. ICE Backend

  • ICE Backend APIの強化

    ICE Coreで動作するNode-REDフローにアクチュエーションメッセージを送信する機能を追加しました。

  • ICE Message Routerの強化

    MongoDBへの書き込み失敗時に、メッセージを破棄せずMQTTブローカに再キューイングする機能を追加しました。

  • OSSバージョンアップ

    ICE Backendで利用するOSSのバージョンアップを行いました。 主要なOSSとバージョンは下記の通りです。

    MongoDB 3.6.2
    RabbitMQ 3.7.3
    Erlang 20.2.2
    Nginx 1.12.2
    Mongo-Express 0.44.0
    Node.js 8.9.4

2.2. ICE Core

  • サポートプラットフォーム拡大

    下記のプラットフォームに対応しました。

    • Raspberry Pi Model B
    • FC IoT
  • Node-RED対応

    ICE CoreでNode-REDの機能が利用可能になりました。クラウドアダプタ、デバイスアダプタ、エッジアプリケーションに対応したNode-REDノードや、ONVIF対応カメラと接続するためのNode-REDノードを提供しています。

  • MQTT通信機能強化

    クラウドアダプタのMQTT通信機能を強化しました。

    • 送信バッファのメッセージ数上限設定
    • 送信先Topic名、QoSの動的変更
  • OSSバージョンアップ

    ICE Coreで利用するOSSのバージョンアップを行いました。 主要なOSSとバージョンは下記の通りです。

    Node.js 8.9.4