WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
Oracle10g のJDBC ドライバを使用してデータベースとの接続を行う場合に、セキュリティポリシーの設定が足りないために、java.lang.ExceptionInInitializerError が発生することがあります。
セキュリティ例外の発生状況は、SecurityモジュールのログレベルにTRACEを指定してセキュリティログを採取することで確認できます。
”AccessControlException”の出力状況を確認してください。
設定方法については、[ 構築・運用 > ログ > ログの設定方法 ] を参照してください。
<INSTANCE_ROOT>/config/server.policy に次の記述を追加してください。
grant {
permission java.lang.RuntimePermission
"createClassLoader";
};
セキュリティ例外発生によって接続に失敗した場合、webotx_jdbc.log、または、プロセスグループのログファイルに次の内容が出力されます。
WODataSource.getConnection() : failed to
get connection : catch java.lang.ExceptionInInitializerError
また、agent.log、または、プロセスグループのログファイルに次の内容が出力されます。
Caused by:
java.security.AccessControlException: access
denied (java.lang.RuntimePermission createClassLoader)
セキュリティ例外発生後に接続に失敗した場合には、webotx_jdbc.log、または、プロセスグループのログファイルに次の内容が出力されます。
WODataSource.getConnection() : failed to
get connection : catch java.lang.NoClassDefFoundError
ログは、次のファイルに出力されます。
エージェントプロセス内で動作する場合:
${INSTANCE_ROOT}/logs/jdbc/webotx_jdbc.log
Standard/Enterprise
のプロセスグループ内で動作する場合:
${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem/<apgname>/<pgname>/<pgname>.<pid>.log