1.2. 手動で情報採取する場合は

ここでは、各モジュール単位に採取すべき情報について説明します。 診断サービスを利用せずに診断サービスと同等の情報採取をする場合は、 [ 構築・運用 > 診断サービス > 診断サービスの設定 ] を参照して必要な情報採取を行ってください。

以下、各モジュール単位に採取すべき情報について説明します。

1.2.1. 共通

障害が発生した場合、採取すべき全ての情報について説明します。

エージェントログファイル
${INSTANCE_ROOT}/logsディレクトリのファイル全て
イベントログ情報(UNIXはsyslog)
(Windows) イベントログ(アプリケーション、システム)
(HP-UX) /var/adm/syslog/syslog.log
(Linux) /var/log/messages
プロセス異常終了情報
(Windows)
ワトソンログ %SystemDrive%\Documents and Settings\All Users\Documents\DrWatson
クラッシュダンプ %SystemDrive%\Documents and Settings\All Users\Documents\DrWatson\user.dmp
JavaVM が出力するエラーリポート hs_err_pid<プロセスID>.log
(UNIX)
JavaVM が出力するエラーリポート hs_err_pid<プロセスID>.log
coreファイル(gdbなどのツールでcoreからスタックトレースを採取してください)

UNIX版におけるcoreファイルの出力先は以下のようになります。

表1.1.2.1-1
サービス名 プロセス名 出力場所 備考
運用管理エージェント java (agent) ${INSTANCE_ROOT}/config  
Webサーバ httpd ${INSTANCE_ROOT}/  
ObjectBrokerサービス oad ${INSTANCE_ROOT}/config  
namesv ${INSTANCE_ROOT}/config  
java (oadj) ${INSTANCE_ROOT}/config  
JMSサービス java (jms) ${INSTANCE_ROOT}/config  
TPシステム iioplsn ${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem
Standardのみ
ajplsn ${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem
Standardのみ
tpmMain ${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem
Standardのみ
THTPPJAVA2
${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem
Standardのみ
TPモニタ制御サービス oltpad ${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem
Standardのみ