3.4. rotatelogsを利用したログローテーション

3.4.1. Webサーバのログのログローテーション

Webサーバが出力するログのローテーション方法については、マニュアルの以下の章を参照してください。

3.4.2. mod_jkのログのローテーション

Webサーバ(WebOTX Webサーバ、もしくは Apache HTTP Server)とWebコンテナとの連携モジュールであるmod_jkが出力するログファイルのローテーション方法について説明します。

はじめに、mod_jkの設定ファイル名について説明します。設定ファイルは${INSTANCE_ROOT}/config/WebCont以下にあります。

mod_jk の設定ファイル名
使用 Webサーバ mod_jk 設定ファイル名
WebOTX Webサーバ 2.4 mod_jk-24.conf

WebOTX WebOTX Webサーバを利用する場合は、Webサーバとドメイン(Webコンテナ)が別マシンでも統合運用管理ツールや運用管理コマンドからmod_jkのログのローテーションの設定を行うことができます。この場合、手動で参照する設定ファイルを変更する必要はありません。

ただし、Apache HTTP Server を利用し、かつ Apache HTTP Server と ドメイン(Webコンテナ)が別マシン構成の環境では、統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行えないため手動で設定を行う必要があります。

また、統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行えないmod_jkの設定について変更したい場合も手動で設定を行う必要があります。統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行える項目およびmod_jkに設定可能な項目一覧は [ リファレンス > 設定 > Webコンテナ > Webサーバプラグイン定義ファイルの設定方法 > Webサーバプラグイン設定項目一覧 ] および [ リファレンス > 設定 > Webコンテナ > 運用管理コンソールを利用したプラグインの設定方法 ]を参照してください。


Apache HTTP Server とドメインを連携するには、Apache HTTP Server が動作するマシンに WebOTX Client をインストールします。

WebOTX Client をインストールすると、デフォルトで一日(86400秒)ごとにローテーションする設定となります。適宜数値は変更してください。また、ファイルサイズでローテーションさせる場合は、数値の後にMをつけることで実現することができます。

例えば、10MB単位にローテーションさせる場合は10Mと記述します。