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WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
外部ツールなどを用いて、WebOTXのログ監視を行ないたい場合、監視を行なうべきログファイルおよび監視メッセージについて説明します。実際にログ監視を行なう場合は、以下を参考に必要に応じて監視ログの選択を行なってください。
| イベントソース名 | 説明 |
|---|---|
| WebOTX AS |
運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。(※1) |
| WebOTXAS<バージョン番号>AgentService | 「WebOTX AS <バージョン番号> Agent Service」が出力するイベントログです。Windowsのサービス経由でWebOTXの起動・停止を行なったときのメッセージが出力されます。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。 |
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WebOTX_ASMonitor systemname STD |
Standardにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。監視の詳細は [ 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
| WebOTX_ASMonitor STD |
StandardにおけるTPモニタ制御サービス(TPAサーバ)が出力するイベントログです。監視の詳細は [ 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
| WebOTX_TS | 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。 |
※1 イベントIDのフォーマットについて
Windows環境において、各イベントログに対応するイベントIDは32bitのビット列で構成されています。| ビット数 | 定義 |
|---|---|
| 1〜2 | Severity |
| 3 | Customer bit |
| 4 | Reserved bit |
| 5〜16 | Facility code |
| 17〜32 | Status code |
| 最上位2bit | 種類 |
|---|---|
| 00 | 成功 |
| 01 | 情報 |
| 10 | 警告 |
| 11 | 異常 |
otxadmin > set server.log-service.eventlogid-with-severity=true
| 編集前 | 編集後 | |
|---|---|---|
| rsyslog | #$ModLoad imudp.so #$UDPServerRun 514 |
$ModLoad imudp.so $UDPServerRun 514 |
| rsyslog (RHEL7.xの場合) |
#$ModLoad imudp #$UDPServerRun 514 |
$ModLoad imudp $UDPServerRun 514 |
| syslog-ng |
#udp(ip("0.0.0.0") port(514));
|
udp(ip("0.0.0.0") port(514)); |
| 実行コマンド | |
|---|---|
| rsyslog | /etc/init.d/rsyslog restart |
| rsyslog (RHEL7.xの場合) |
systemctl restart rsyslog.service |
| syslog-ng | /etc/init.d/syslog restart |
| ログ識別名 | 説明 |
|---|---|
| WebOTX AS | WebOTX内部で共有メモリやセマフォの作成、取得に失敗した場合に出力するイベントログです。また、Transactionサービスが出力するイベントログです。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
| WebOTX_AS_Agent | 運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
| OTXM:systemname | Standard/Enterpriseにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。 systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。 監視の詳細は [ 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
| WebOTX_TS | 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
| ファイル名 | 説明 |
|---|---|
|
WebOTXドメインのエージェントプロセスで出力される全てのメッセージを統合したログです。致命的なメッセージを監視するには「ERROR」レベルを監視対象にします。 |
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WebOTX Webサーバのエラーログです。致命的なメッセージを監視するにはログの先頭に「error」「emerg」「alert」「crit」が出力されたメッセージを監視対象にします。 |
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Object Brokerのoadが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of oad failed.」を含むメッセージを監視対象にします。 |
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Object Brokerの名前サーバが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of namesv failed.」を含むメッセージを監視対象にします。 |