2. Object Broker

2.1. Object Brokerの運用操作

Object Brokerに関する運用操作法について説明します。なお、各属性の説明については[ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker設定項目・設定方法 ]をご参照ください。

2.1.1. Object Brokerのオペレーション一覧

ここでは、ORBコンフィグやCORBAサービスの各MOで実行可能なオペレーションについて説明します。

2.1.2. ORBコンフィグの操作

2.1.2.1. Dottedname : server.orb-config

ORBコンフィグ のオペレーションを以下に示します。[ ]内はコマンドで実行する場合のコマンド名です。

1. Object Broker Java プロパティ設定一覧取得 [get-orb-java-properties]
Object Broker Java ライブラリのプロパティ設定の一覧を取得します。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「Java プロパティ設定一覧取得」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2. Object Broker Java プロパティ設定値取得 [get-orb-java-property]
Object Broker Java ライブラリのプロパティ設定値を取得します。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「Java プロパティ設定値取得」を実行してください。

プロパティ名* :参照したいプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



3. Object Broker Java プロパティ設定 [set-orb-java-property]
Object Broker Java ライブラリにプロパティを設定します。設定された属性は以下のファイルに格納されます。

${INSTANCE_ROOT}/config/ObjectBroker/objava.conf


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「Java プロパティ設定」を実行してください。

プロパティ名* :設定するプロパティの名前を記述してください。

プロパティ値 : 設定するプロパティの値を記述してください。

上記の二つの値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。

この「Object Broker Javaプロパティ設定」オペレーションで設定可能なプロパティの一覧は、[ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker JavaにおけるORBのプロパティ定義 ]を参照してください。



4. Object Broker Java プロパティの削除 [delete-orb-java-property]
Object Broker Java ライブラリのプロパティを削除します。

ただし、共通タブおよびJava タブで設定可能なプロパティについては、このオペレーションで削除することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「Java プロパティの削除」を実行してください。

プロパティ名* :削除するプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



5. Object Broker C++プロパティ設定一覧取得 [get-orb-cpp-properties]
Object Broker C++ライブラリのプロパティ設定の一覧を取得します。

ただし、共通タブ、cpp タブおよびObject Broker MO で設定可能なプロパティについては、このオペレーションで取得することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「C++プロパティ設定一覧取得」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



6. Object Broker C++プロパティ設定値取得 [get-orb-cpp-property]
Object Broker C++ライブラリのプロパティ設定値を取得します。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「C++プロパティ設定値取得」を実行してください。

プロパティ名* :参照したいプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



7. Object Broker C++プロパティ設定 [set-orb-cpp-property]
Object Broker C++ライブラリにプロパティを設定します。設定された属性は以下のファイルに格納されます。

${INSTANCE_ROOT}/config/ObjectBroker/orbconf

ただし、共通タブ、cpp タブおよびObject Broker MO で設定可能なプロパティについては、このオペレーションで設定することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「C++プロパティ設定」を実行してください。

プロパティ名* : 設定するプロパティの名前を記述してください。

プロパティ値 : 設定するプロパティの値を記述してください。

上記の二つの値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。

この「Object Broker C++プロパティ設定」オペレーションで設定可能なプロパティの一覧は、[ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker C++における環境設定 ] を参照してください。



8. Object Broker C++プロパティの削除 [delete-orb-cpp-property]
Object Broker C++ライブラリのプロパティを削除します。

ただし、共通タブ、cpp タブ、およびObject Broker MO で設定可能なプロパティについては、このオペレーションで削除することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「C++プロパティの削除」を実行してください。

プロパティ名* : 削除するプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



9. Object Broker 共通プロパティ設定一覧取得 [get-orb-properties]
Object Broker ライブラリのプロパティ設定の一覧を取得します。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「共通プロパティ設定一覧取得」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



10. Object Broker 共通プロパティ設定値取得 [get-orb-property]
Object Broker ライブラリのプロパティ設定値を取得します。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「共通プロパティ設定値取得」を実行してください。

プロパティ名* :参照したいプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



11. Object Broker 共通プロパティ設定 [set-orb-property]
Object Broker ライブラリにプロパティを設定します。設定された属性は以下のファイルに格納されます。

${INSTANCE_ROOT}/config/ObjectBroker/orbconf

${INSTANCE_ROOT}/config/ObjectBroker/objava.conf

ただし、共通タブ、cpp タブおよびObject Broker MO で設定可能なプロパティについては、このオペレーションで設定することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「共通プロパティ設定」を実行してください。

プロパティ名* : 設定するプロパティの名前を記述してください。

プロパティ値 : 設定するプロパティの値を記述してください。

上記の二つの値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。

この「Object Broker共通プロパティ設定」オペレーションで設定可能なプロパティの一覧は、 [ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker JavaにおけるORBのプロパティ定義 ] および [ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker C++における環境設定 ] を参照してください。


12. Object Broker 共通プロパティの削除 [delete-orb-property]
Object Broker ライブラリのプロパティを削除します。

ただし、共通タブ、cpp タブ、およびObject Broker MO で設定可能なプロパティについては、このオペレーションで削除することはできません。


[実行方法]

ツリー表示で、「ORBコンフィグ」 を右クリックして「共通プロパティの削除」を実行してください。

プロパティ名* : 削除するプロパティの名前を記述してください。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



2.1.3. CORBAサービスの操作

2.1.3.1. Dottedname : server.corba-service

CORBAサービス のオペレーションを以下に示します。[ ]内はコマンドで実行する場合のコマンド名です。

1. CORBAサービスの起動 [start-corba-service]
CORBAサービスを起動します。


[実行方法]

ツリー表示で、「CORBAサービス」 を右クリックして「CORBAサービスの起動」 を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2. CORBAサービスの停止 [stop-corba-service]
CORBAサービスを停止します。


[実行方法]

ツリー表示で、「CORBAサービス」 を右クリックして「CORBAサービスの停止」 を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2.1.3.2. Dottedname : server.corba-service.oad

oad のオペレーションを以下に示します。

1. Oad サービスの起動 [invoke server.corba-service.oad.start]
Oad サービスを起動します。


[実行方法]

ツリー表示で、oad を右クリックして「Oad 起動」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2. Oad サービスの停止 [invoke server.corba-service.oad.stop]
Oad サービスを停止します。


[実行方法]

ツリー表示で、oad を右クリックして「Oad 停止」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2.1.3.3. Dottedname : server.corba-service.namesv

namesv のオペレーションを以下に示します。

1. namesv サービスの起動 [invoke server.corba-service.namesv.start]
namesv サービスを起動します。


[実行方法]

ツリー表示で、namesv を右クリックして「名前サーバの起動」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2. namesv サービスの停止 [invoke server.corba-service.namesv.stop]
namesv サービスを停止します。


[実行方法]

ツリー表示で、namesv を右クリックして「名前サーバの停止」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2.1.3.4. Dottedname : server.corba-service.oadj

oadj のオペレーションを以下に示します。[ ]内はコマンドで実行する場合のコマンド名です。

1. OadJ サービスの起動 [start-oadj]
OadJ サービスを起動します。


[実行方法]

ツリー表示で、oadj を右クリックして「OadJ サービスの起動」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



2. OadJ サービスの停止 [stop-oadj]
OadJ サービスを停止します。


[実行方法]

ツリー表示で、oadj を右クリックして「OadJ サービスの停止」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



3. インプリメンテーションの一覧 [listimpl]
サーバのインプリメンテーション一覧を表示します。


[実行方法]

ツリー表示で、oadj を右クリックして「インプリメンテーションの一覧」を実行してください。

「実行」をクリックしてください。



4. インプリメンテーションの登録 [instimpl]
サーバのインプリメンテーションを登録します。


[実行方法]

ツリー表示で、oadj を右クリックして「インプリメンテーションの登録」を実行してください。

インプリメンテーション名* : 登録するインプリメンテーション名を指定します。

コマンドライン* : サーバを起動するときのコマンドラインの文字列を指定します。

例)

java .classpath C:\test\sample.jar sampleServer

サーバの活性化方針* : サーバの活性化方針を以下の三つから選択してください。

上記の三つの値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。



5. インプリメンテーションの削除 [rmimpl]
サーバのインプリメンテーションを削除します。


[実行方法]

ツリー表示で、oadj を右クリックして「インプリメンテーションの削除」を実行してください。

インプリメンテーション名* : 削除するインプリメンテーション名を指定します。

上記の値を入力して「実行」をクリックしてください。

*は入力必須項目です。