User Commands dsadm(1)
名称
dsadm - JDBCデータソースの定義情報の管理を行います。
UNIX版のコマンド名は、dsadm.sh です。
構文
dsadm [-url url_string] [-user admin_user] [-password admin_password] [operation]
説明
JDBCデータソースの定義情報の登録と再登録、削除、一覧表示を行います。
オプション
-url
認証ドメインアプリケーションサーバと接続するためのURLを指定します。
(既定値: jmxmp://localhost:6212)

-user
認証ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザ名を指定します。
(既定値: admin)

-password
認証ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザのパスワードを指定します。
(既定値: adminadmin)


各オプションの既定値は、次のファイルに格納されています。必要に応じて変更してください。
   [WebOTXインストールディレクトリ]/config/jdbc/dsadm.properties

オプションの先頭には、"--"を指定することができます。

オペランド
operation
次のいずれかのオペレーションを指定します。

bind file ... 指定したプロパティファイルに定義された設定で、JDBCデータソースを、認証ドメインアプリケーションサーバに登録します。
rebind file ... 指定したプロパティファイルに定義された設定で、JDBCデータソースを、認証ドメインアプリケーションサーバに上書きで登録します。
unbind name ... 指定した名前のJDBCデータソースを、認証ドメインアプリケーションサーバから削除します。
list [name ...] 認証ドメインアプリケーションサーバに登録されている、全てまたは特定のJDBCデータソースの一覧を表示します。
help 使用方法を表示します。


認証ドメインアプリケーションサーバに対するオペレーション（bind, rebind, unbind）は、同様に、JNDIサーバに対して行われます。

プロパティファイルのサンプル（テンプレートファイル）は、次のディレクトリに格納されています。
   [WebOTXインストールディレクトリ]/config/jdbc

旧バージョンのプロパティファイルをそのまま指定することができます。
例
例1: 登録 
> dsadm bind ../config/jdbc/oracle.properties

例2: 削除 
> dsadm unbind jdbc/Oracle

終了ステータス
0 : コマンド実行成功
1 : コマンド実行失敗 オペレーション実行時にエラーが発生しています。
2 : コマンド実行失敗 指定された名前が見つかりません。または既に登録されています。
関連事項
create-jdbc-datasource(1) delete-jdbc-datasource(1) list-jdbc-datasources(1) ping-jdbc-datasource(1) reset-jdbc-datasource(1) reset-all-jdbc-datasources(1)
注意事項
接続テストやコネクション破棄といった運用操作を行う場合は、運用管理エージェントの運用管理コマンドを使用してください。また、定義情報の管理を行うために、運用管理エージェントの運用管理コマンドを使用することもできます。