名称: wojmscmd pause svc - サービスの一時停止

形式: wojmscmd pause svc -n <serviceName>
　　　　[-b <hostName:port>]
　　　　[-otxdomain <domainName>]

説明

1 つのサービスを一時停止します。ただし、admin サービス、ssladmin サービスは停止できません。

サービスを停止すると、次のような結果になります。

JMS サーバは、停止したサービスでの新たなクライアントコネクションの受け入れをやめる。JMS クライアントが新しいコネクションを開こうとすると、例外が発生する
停止したサービスの既存のコネクションはすべて維持されるが、JMS サーバはサービスが再開されるまでこれらのコネクションのすべてのメッセージ処理を中断する。
たとえば、クライアントがメッセージを送信しようとしても、サービスが再開されるまでは、send() メソッドがそれを阻止する
すでにJMS サーバが受信済みのメッセージのメッセージ配信状態は維持される。
たとえば、トランザクションは中断されず、サービスが再開された時点でメッセージ配信も再開される

オプション

* ここでは、本サブコマンドで必要となるオプションのみを説明しています。
　すべてのオプションについては、wojmscmd のオプションを参照してください。

-n <serviceName>: サービス名を指定します。

-b <hostName:port>: JMS サーバのホスト名とポート番号を指定します。デフォルトは、localhost:9700 です。
ポートだけを指定する場合 : -b :7878
ホスト名だけを指定する場合 : -b somehost

-otxdomain <domainName>: WebOTX のドメイン名を指定します。

使用例

例1: デフォルトの JMS サーバの jms コネクションサービスを停止する
> wojmscmd pause svc -n jms -u admin -p adminadmin

サービスを一時停止中:

-----
サービス名
-----
jms

指定されたブローカ上で:

---------------------
ホスト          プライマリポート
---------------------
localhost    9700

このサービスを一時停止してもよろしいですか ? (y/n) y

サービスの一時停止に成功しました。

関連事項

wojmscmd resume svc

: サービスの再開