名称
undeploy - ドメインアプリケーションサーバのコンポーネント の 削除
形式
undeploy --user admin_user [--password admin_password] [--host host_name] [--port port_number] [--passwordfile filename] [--terse=true|false] [--echo=true|false] [--interactive=true|false] [--droptables=true|false] [--cascade=true|false] [--ejbunbind=true|false] component_name
説明
undeployはドメインアプリケーションサーバの指定されたコンポー ネントを削除します。 --droptablesオプションはテーブルが配備によって作成されている CMP beanを削除するためにのみ使用されます。指定されない場合、 配備ディスクリプタのエントリーが使用されます。 このコマンドはリモートモードでのみ使用できます。
オプション
--user
ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザ名

--password
ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザのパスワード

--host
ドメインアプリケーションサーバが起動しているマシン名

--port
ドメインアプリケーションサーバのポート番号( 既 定 値: 6212)

--passwordfile
ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザのパスワード を含むファイル

--terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

--echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され ます。既定値はfalseです。

--interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の プロンプトを表示します。

--droptables
trueの場合、配備の間CMP beansを使用しているアプリ ケー ショ ン に 作 成されたテーブルは削除されます。既定値は nec-ejb-jar.xmlファイルのcmp-resource設定の中の対応 す る エ ントリーです。指定されていない場合、既定値は配備 ディスクリプタで指定されているエントリーです。既定値は falseです。

--cascade
trueの場合、コネクションプールと配備されていないリソー スアダプタと関連するコネクタリソース全てを削除します。 falseの場合、プールとリソースがリソースアダプタと関 連 しているなら削除は失敗します。そのとき、それらのプール とリソースは明示的に削除されているかオプションがtrueに 設 定されていなければいけません。オプションがfalseに設 定され、リソースアダプタに関連するプールやリソースがな い場合、リソースアダプタは削除されます。このオプション はコネクタ(リソースアダプタ)とアプリケーションに適用可 能です。既定値はfalseです。

--ejbunbind
falseの場合、配備解除対象のコンポーネントのJNDI名は ア ンバインドされません。
オペランド
component_name
配備可能なコンポーネント名
使用例
例1: 簡単なundeployment
Cartという名前のアプリケーションを削除(アンインストール)しま す。
otxadmin> undeploy --user admin Cart

例2: container-managed persistence(CMP)を 持 つ enter- prise beanを削除する
myejbという名前のCMP beanを削除し、対応するデータベース テー ブルを削除します。生産環境で、データベーステーブルは価値のあ る情報を含むので、--droptablesオプションは注意して使用してく ださい。
otxadmin> undeploy --user admin --droptables=true myejb

例3: コネクタ(リソースアダプタ)の削除
jdbcraという名前のコネクタモジュールを削除し、関連するリソー スとコネクションプールを削除するために段階的な削除を実行しま す。
otxadmin> undeploy --user admin --cascade=true jdbcra
終了ステータス
0 : コマンド実行成功
1 : コマンド実行失敗
関連事項
deploy(1) deploydir(1) list-components(1)