データベースコントローラに関する設定について説明します。
データベースコントローラの設定項目については全てMO化されています。項目の設定方法については「2各サービスの属性の設定」を参照してください。
補足:データベースコントローラ ${INSTANCE_ROOT}/config/persistent-mbean/runtime/DatabaseController
以下はMOで設定可能な データベースコントローラ 設定項目の一覧です。
Dottedname : server. databaseController| 項目[属性名: attribute-name] | 説明 | 既定値 |
|---|---|---|
| JDBCデータソース名 [checkDataSourceName] |
状態監視を行うJDBCデータソースのJNDIサーバへの登録名を指定します。 | なし |
| データベースの状態監視コマンド [checkDatabaseCommand] |
データベースの状態監視のために使用するSQL命令を指定します。 JDBCデータソースの状態監視コマンドが設定されていない場合に指定してください。SELECT命令など、ロックの競合が発生しないSQL命令を指定してください。 |
なし |
| データベースの起動コマンド [startCommands] |
データベースサーバの起動コマンドを指定します。 データベースを開始する場合に、発行されるコマンドです。 複数のコマンドを登録することができます。コマンドは登録された順番に発行されます。 |
なし |
| データベースの停止コマンド [stopCommands] |
データベースサーバの停止コマンドを指定します。 データベースを停止する場合に、発行されるコマンドです。 複数のコマンドを登録することができます。コマンドは登録された順番に発行されます。 |
なし |
| コマンド発行の待ち合わせ時間 [commandWaitTime] |
開始または終了コマンドの待ち合わせ時間を指定します。(単位:ミリ秒) | 1000 |
| ドメイン起動時の連動起動使用有無 [startup] |
ドメイン起動に連動してデータベース起動を行うかどうかを指定します。 | false |
| 項目[属性名: attribute-name] | 既定値 |
|---|---|
| JDBCデータソース名 [checkDataSourceName] |
jdbc/Derby |
| データベースの状態監視コマンド [checkDatabaseCommand] |
なし |
| データベースの起動コマンド [startCommands] |
Windowsの場合 ${ProgramFiles}\Sun\JavaDB\frameworks\NetworkServer\bin\startNetworkServer.bat localhost 1527 または、 ${JAVA_HOME}\frameworks\NetworkServer\bin\startNetworkServer.bat localhost 1527 Unixの場合 /opt/sun/javadb/frameworks/NetworkServer/bin/startNetworkServer.ksh localhost 1527 または、 ${JAVA_HOME}/frameworks/NetworkServer/bin/startNetworkServer.ksh localhost 1527 |
| データベースの停止コマンド [stopCommands] |
Windowsの場合 ${ProgramFiles}\Sun\JavaDB\frameworks\NetworkServer\bin\stopNetworkServer.bat localhost 1527 または、 ${JAVA_HOME}\frameworks\NetworkServer\bin\stopNetworkServer.bat localhost 1527 Unixの場合 /opt/sun/javadb/frameworks/NetworkServer/bin/stopNetworkServer.ksh localhost 1527 または、 ${JAVA_HOME}/frameworks/NetworkServer/bin/stopNetworkServer.ksh localhost 1527 |
| コマンド発行の待ち合わせ時間 [commandWaitTime] |
1000 |
| ドメイン起動時の連動起動使用有無 [startup] |
true |