| 運用管理コマンド |
トランザクションシステムの運用を管理するために、WebOTX Transaction Serviceはコンソール上で動作する運用管理コマンドを提供します。運用管理コマンドにより、次の管理を行うことができます。ここでは次のトピックスについて説明します。
詳細な説明については、「運用管理コマンドリファレンスマニュアル」の「コマンドインタフェース」を参照してください。
| リカバリサーバの起動 |
運用管理コマンドを使用して、リカバリサーバを起動する場合、otsrsvコマンドにstartオプションを指定します。
自身のホスト上にリカバリサーバを起動する場合、次のように指定します。
% otsrsv start
| リカバリサーバの停止 |
運用管理コマンドを使用して、リカバリサーバを停止する場合、otsrsvコマンドにstopオプションを指定します。
自ホスト上で動作するリカバリサーバを実行中から停止する場合、次のように指定します。
% otsrsv stop
| リカバリサーバの一時停止 |
運用管理コマンドを使用して、リカバリサーバを一時停止する場合、otsrsvコマンドにpauseオプションを指定します。
自ホスト上で動作するリカバリサーバを実行中から一時停止する場合、次のように指定します。
% otsrsv pause
| リカバリサーバの再開 |
運用管理コマンドを使用して、リカバリサーバを再開する場合、otsrsvコマンドにcontinueオプションを指定します。
自ホスト上で動作するリカバリサーバを一時停止から再開する場合、次のように指定します。
% otsrsv continue
| リカバリサーバの状態表示 |
運用管理コマンドを使用して、リカバリサーバの状態を表示する場合、otsrsvコマンドにパラメータなしで指定します。
自ホスト上で動作するリカバリサーバの状態を表示する場合、次のように指定します。
% otsrsv
| 構成情報変更通知 |
運用管理コマンドを使用して、構成情報の変更通知を行う場合、otsrsvcfgコマンドを使用します。
| トランザクションの強制コミット |
運用管理コマンドを使用して、トランザクションを強制コミットする場合、otstxコマンドにcommitオプションを指定します。
ホスト名computer1上のトランザクション識別transaction1を強制コミットする場合、次のように指定します。
% otstx commit computer1 transaction1
| トランザクションの強制ロールバック |
運用管理コマンドを使用して、トランザクションを強制ロールバックする場合、otstxコマンドにrollbackオプションを指定します。
ホスト名computer1上のトランザクション識別transaction1を強制ロールバックする場合、次のように指定します。
% otstx rollback computer1 transaction1
| トランザクションの破棄 |
運用管理コマンドを使用して、トランザクションを破棄する場合、otstxコマンドにforgetオプションを指定します。
ホスト名computer1上のトランザクション識別transaction1を破棄する場合、次のように指定します。
% otstx forget computer1 transaction1
| トランザクションの強制削除 |
運用管理コマンドを使用して、トランザクションを強制削除する場合、otstxコマンドにdeleteオプションを指定します。
ホスト名computer1上のトランザクション識別transaction1を強制削除する場合、次のように指定します。
% otstx delete computer1 transaction1
| トランザクションの一覧表示 |
運用管理コマンドを使用して、トランザクションを一覧表示する場合、otstxコマンドにlistオプションを指定します。
ホスト名computer1上のトランザクションを一覧表示する場合、次のように指定します。
% otstx list computer1 -l
| データベースの状態表示 |
運用管理コマンドを使用して、データベースの状態を表示する場合、otsdbコマンドにviewオプションを指定します。
ホスト名computer1上のデータベース識別名databese1の状態を表示する場合、次のように指定します。
% otsdb view computer1 databese1
| データベースの停止 |
運用管理コマンドを使用して、データベースを停止する場合、otsdbコマンドにstopオプションを指定します。
ホスト名computer1上のデータベース識別名databese1を停止する場合、次のように指定します。
% otsdb stop computer1 databese1
| データベースの強制停止 |
運用管理コマンドを使用して、データベースを強制停止する場合、otsdbコマンドにforcestopオプションを指定します。
ホスト名computer1上のデータベース識別名databese1を強制停止する場合、次のように指定します。
% otsdb forcestop computer1 databese1
| データベースの再開 |
運用管理コマンドを使用して、データベースを再開する場合、otsdbコマンドにcontinueオプションを指定します。
ホスト名computer1上のデータベース識別名databese1を再開する場合、次のように指定します。
% otsdb continue computer1 databese1
| データベースの一覧表示 |
運用管理コマンドを使用して、データベースを一覧表示する場合、otsdbコマンドにlistオプションを指定します。
ホスト名computer1上のデータベースを一覧表示する場合、次のように指定します。
% otsdb list computer1 -l
| トレースの構成情報変更 |
運用管理コマンドを使用して、トレース構成情報の変更を行う場合、otstrcコマンドを指定します。
このコマンドは自ホストに対してのみ有効で、ネットワーク上のホストのトレース構成情報を変更することはできません。
リカバリサーバ構成情報のトレースレベルをレベル4(詳細情報まで採取)に変更する場合、次のように指定します。
% otstrc rs -l 4
| ジャーナルの構成情報変更 |
運用管理コマンドを使用して、ジャーナル構成情報の変更を行う場合、otsjrnlコマンドを指定します。
このコマンドは自ホストに対してのみ有効で、ネットワーク上のホストのトレース構成情報を変更することはできません。
ジャーナル構成情報のファイルサイズを1024KBに変更する場合、次のように指定します。
% otsjrnl -s 1024
| トレースビューアの起動 |
運用管理コマンドを使用して、トレースビューアを起動する場合、trcviewコマンドを指定します。
トレースファイルfile1を参照する場合、次のように指定します。
% trcview file1
| ジャーナルビューアの起動 |
運用管理コマンドを使用して、ジャーナルビューアを起動する場合、jnlviewコマンドを指定します。
ジャーナルファイルfile1を参照する場合、次のように指定します。
% jnlview file1