コンテナ制御の注意事項と制限事項について説明します。
以下のWebOTX Application Server の 注意制限事項 も合わせてご覧ください。
トランザクションの分離レベルが ISOLATION_SERIALIZABLE である場合、
ORA-08177: can't serialize access for this transaction
が発生する可能性があるため、トランザクションの分離レベルに ISOLATION_READ_COMMITTED を設定することを推奨します。
運用管理コマンド(defaultのジョブ実行リソースの変更を行う場合)
otxadmin set <接続オプション> domain.bsssytem.job-execution-resource.execution-context._ANY_.jobRepositoryIsolationLevelForCreate=ISOLATION_READ_COMMITTED
トランザクションの分離レベルによらず、同様の問題は発生しません
トランザクションの分離レベルによらず、ジョブリポジトリのアクセス時にデッドロックが発生し、 ジョブを正常に開始・終了できない可能性があるため、コンテナとコンテナプロセスの数を一つに限定することを推奨します。
| 表示名 | CLIName |
|---|---|
| プロセス所有者 | domain.bssystem.batch-containers.<コンテナ名>.owner |
ドメインエージェントを再起動しないまま、バッチコンテナのみを再起動すると意図しない所有者のコンテナプロセスへジョブ実行リクエストが振分けられる可能性があります。
| 表示名 | CLIName |
|---|---|
| スレッド名のプレフィックス | domain.bssystem.job-execution-resource.work-manager.<WorkManager名>.threadNamePrefix |
| スレッド優先度 | domain.bssystem.job-execution-resource.work-manager.<WorkManager名>.priority |
強制停止に失敗したコンテナプロセスが存在している状態で、コンテナの起動させないでください。