名称
     export-config - 設定情報の出力

形式
     export-config  [	--user	 admin_user   ]	   [   --password
     admin_password ]  [ --host	host_name ]  [ --port port_number
     ]	[ --protocol=rmi|jmxmp ]  [ --passwordfile filename ]	[
     --encrypted=true|false  ]	 [  --terse=true|false	]   [  --
     echo=true|false  ]	  [  --interactive=true|false  ]   [   --
     secure=true|false	]  [ --legacy=true|false ]  [ --help ]	[
     --outputfile=outputfile	      ]		   [	       --
     type=all|domain|tpsystem|applications|resources|server|
     profiles  ]	[--visibility=1|2|3	]  [ --format=csv ]
     domain_name

説明
     ユーザドメインの設定情報を、CSVファイルに出力するコマンド で
     す。 出力したファイルを用いてimport-configコマンドを実行する
     ことで設定情報を移行することができます。

     WebOTX AS V8.3以降に対応しています。本コマンドをV8.3以 降 の
     WebOTX  ASに対して実行することで、設定情報を抽出することがで
     きます。

     なお、Portal、Batch Sever、ESBは対応しておりません。

オプション
     -u	--user
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。

	   既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
	   --userオプションの指定は不要です。

     -w	--password
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
	   ド。

     -H	--host
	   ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。

     -p	--port
	   ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
	   6212です。

     --protocol
	   ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
	   します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
	   はrmiです。

     -W	--passwordfile
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ
	   ル。

     --encrypted
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
	   た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
	   です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド
	   を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
	   ションが指定されている場合のみ有効です。

     -t	--terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
	   めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     -e	--echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
	   ます。既定値はfalseです。

     -I	--interactive
	   true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
	   プロンプトを表示します。

     -s	--secure
	   trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
	   信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。

     --legacy
	   trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
	   確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
	   ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
	   認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。

     --help
	   コマンドのヘルプを表示します。

     --outputfile
	   設定情報を出力するファイル名を指定します。 既 定 値 は
	   ${WebOTX}/reports/export_${domainName}_yyyyMMddHHmm.csv
	   となります。

     --type
	   出力する設定の種類を以下より選択することができます。既
	   定値はallです。
		  ・all		   全体
		  ・domain	   ドメイン
		  ・tpsystem	   TPシステム
		  ・applications   アプリケーション
		  ・resources	   リソース
		  ・server	   アプリケーションサーバ
		  ・profiles	プロファイル

     --visibility
	   採取できる情報のレベルを指定します。設定できるレベルは
	   1,2,3となります。既定値は1です。

     --format

	   出力ファイルの形式を指定します。V9.2ではcsvのみ指定 で
	   きます。既定値はcsvです。

オペランド
     domainName
	   設定情報を抽出するユーザドメイン名を指定します。ここで
	   複数のドメインまたは管理ドメインを指定することはできま
	   せん。

使用例
     例1: export-configコマンドの使用法

     otxadmin> export-config --user admin -w adminadmin	--host localhost domain1

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 import-config(1)