名称
     import-config - 抽出した設定情報の反映

形式
     import-config  [	--user	 admin_user   ]	   [   --password
     admin_password ]  [ --host	host_name ]  [ --port port_number
     ]	[ --protocol=rmi|jmxmp ]  [ --passwordfile filename ]	[
     --encrypted=true|false  ]	 [  --terse=true|false	]   [  --
     echo=true|false  ]	  [  --interactive=true|false  ]   [   --
     secure=true|false	]  [ --legacy=true|false ]  [ --help ]	[
     --create=true|false ]  [ --repository repository ]	 [ --type
     all|domain|tpsystem|applications|resources|server	]   [  --
     adminuser	user  ]	  [  --adminpassword  password	]   [  --
     adminport	port  ]	  [  --adminprotocol=rmi|jmxmp	]   [  --
     adminsecure=true|false ]  [ --checkonly=true|false	]   [  --
     importpass=true|false ]  --inputfile file	domainName

説明
     export-configコマンド、または、V8.3、V8.4にて 提 供 さ れ た
     AdminUtil ツールにて生成されたCSVファイル、JARファイルに含ま
     れる設定を、V9.2 以降のドメインに設定を反映するコマ ン ド で
     す。

     なお、Portal、Batch Sever、ESBに対応しておりません。

オプション
     -u	--user
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。

	   既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
	   --userオプションの指定は不要です。

     -w	--password
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
	   ド。

     -H	--host
	   ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。

     -p	--port
	   ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
	   6212です。

     --protocol
	   ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
	   します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
	   はrmiです。

     -W	--passwordfile
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ
	   ル。

     --encrypted
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
	   た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
	   です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド
	   を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
	   ションが指定されている場合のみ有効です。

     -t	--terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
	   めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     -e	--echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
	   ます。既定値はfalseです。

     -I	--interactive
	   true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
	   プロンプトを表示します。

     -s	--secure
	   trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
	   信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。

     --legacy
	   trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
	   確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
	   ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
	   認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。

     --help
	   コマンドのヘルプを表示します。

     --create
	   trueを指定すると、設定対象のMBeanが存在していなけれ ば
	   作成します。falseを指定すると、対象のMBeanが存在しなけ
	   れば、そのMBeanへのインポートはスキップします。既定 値
	   はtrueです

     --repository
	   配備するアプリケーションを配置したディレクトリを指定し
	   ま す。 既 定 値 は ${WebOTX	イ ンストールディレクトリ
	   }/reportsです。

     --type
	   インポートする設定の種類を以下より選択することができま
	   す。既定値はallです。
		  ・all		   全体
		  ・domain	   ドメイン
		  ・tpsystem	   TPシステム
		  ・applications   アプリケーション
		  ・resources	   リソース
		  ・server	   アプリケーションサーバ

     --adminuser
	   管理ドメイン(WebOTXAdmin)の運用管理エージェントの管 理
	   ユーザ名。既定値はadminです。

     --adminpassword
	   管理ドメイン(WebOTXAdmin)の、運用管理エージェントの 管
	   理ユーザのパスワード。既定値はadminadminです。

     --adminport
	   管理ドメイン(WebOTXAdmin)の運用管理エージェントの ポー
	   ト番号。既定値は6202です。

     --adminprotocol
	   管理ドメイン(WebOTXAdmin)の運用管理エージェントとの 接
	   続 プロトコルを選択します。指定できるプロトコルは、rmi
	   とjmxmpです。既定値はrmiです。

     --adminsecure
	   trueを指定すると管理ドメイン(WebOTXAdmin)運用管理 エー
	   ジェントとの通信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseで
	   す。

     --checkonly
	   trueを指定すると入力ファイルがインポート可能かどうかを
	   調査し、その結果をメッセージとして出力ます。結果に関わ
	   らず設定のインポートは行いません。既定値はfalseです。

     --importpass
	   trueを指定した場合、インポート対象にパスワードも含めま
	   す。	falseの場合は、インポート対象にパスワードは含めま
	   せん。既定値はtrueです。

     --inputfile
	   インポートする設定が記載されたCSVファ イ ル、 ま た は
	   AdminUtilツールで生成されたJARファイルを指定します。必
	   須オプションです。

オペランド
     domainName
	   設定情報をインポートするユーザドメイン名を指定します。
	   ここで複数のドメインまたは管理ドメインを指定することは
	   できません。

使用例
     例1: import-configコマンドの使用法

     otxadmin> import-config --user admin -w adminadmin	--host localhost --inputfile export_domain1_20131116.csv domain1

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 export-config(1)