名称
     export - マルチモードで後続のコマンドの環境へ自動エクス ポー
     トするための変数名の表記

形式
     export  [	name=value  [  name=value ] * ]

説明
     マルチモードで後続のコマンドの環境へ自動エクスポートするため
     に	変 数名を表記します。それらの変数名を設定し直したりマルチ
     モードから抜けない限り、全ての後続のコマンドは指定された変数
     名値を使います。変数名のみが指定された場合、その変数名の現在
     値が表示されます。exportコマンドが引数なしで使用された場合、
     エ	ク スポートされた変数及びそれらの値全ての一覧が表示されま
     す。otxadminユーティリティを実行する前にエクスポートさ れ た
     シェル環境変数設定は自動的にインポートされ、otxadminにエクス
     ポートされた値として設定されます。アンエクスポートされた環境
     変数はotxadminユーティリティで読み込まれません。

オペランド
     name=value
	   後続のコマンドによって使用される環境へ自動的にエ ク ス
	   ポートするための変数名と値

使用例
     例1: 環境変数を一覧表示するためにexportを使用する

     otxadmin> export OTX_ADMIN_HOST=bluestar OTX_ADMIN_PORT=6212 OTX_ADMIN_USER=admin OTX_ADMIN_PASSWORD=password
     otxadmin> export OTX_ADMIN_PREFIX=server.jms-service
     otxadmin> export //to list	the environment	variables that are set
     OTX_ADMIN_HOST=bluestar
     OTX_ADMIN_PORT=6212
     OTX_ADMIN_USER=admin
     OTX_ADMIN_PASSWORD=********
     OTX_ADMIN_PREFIX=server.jms-service

     exportコマンドは設定されている環境変数を一覧表示します。この
     場	合、 環	境変数は次のように設定されます : ホスト名はblues-
     tar、ポートは6212、管理ユーザは連想されるパスワード を 持 つ
     admin、プレフィックスはserver.jms-serviceです。

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 unset(1) multimode(1)