名称
     multimode - 環境設定を保存し、otxadminユーティリティに残され
     ている間、複数のコマンドを実行可能

形式
     multimode [--file filename] [--printprompt=true] [--encoding
     encode] [--terse=false] [--echo=false]

説明
     otxadminコマンドを処理するために multimodeを使用します。コマ
     ン	ド ラインインタフェースはコマンドを要求し、コマンドを実行
     し、コマンドの結果を表示した後、次のコマンドを要求します。加
     えて、このモードでのotxadminオプション名設定全てが続くコマン
     ド全てに対して使用されます。"exit"または"quit"を入力してmul-
     timodeを抜けるまで、環境を設定しコマンドを実行することが出来
     ます。ファイルや標準入力(パイプ)からあらかじめ用意したコマン
     ド	一 覧を渡すことによってコマンドを実行することも出来ます。
     multimodeセッション内からmultimodeを実行することができ、一旦
     第二のmultimode環境を抜けて元のmultimode環境に戻れます。

     このコマンドはローカルモードでのみ使用できます。

オプション
     --file
	   ファイルで定義されているようにコマンドを読み込みます。

     --printprompt
	   各々のコマンドが実行された後、otxadminプロンプトが出力
	   されます。コマンドが標準入力やファイルからパイプもしく
	   はリダイレクトされる場合、このオプションをfalseに設 定
	   してください。既定値はtrueです。

     --encoding
	   復号化されるファイルの場所の指定

     --terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
	   めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     --echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
	   ます。既定値はfalseです。

使用例
     例1: 複数のコマンドを実行するためにmultimodeを使用する

     example% otxadmin multimode --file	commands_file.txt

     example%はシステムプロンプトです。	マ ル チ モー ド 設 定 は
     commands_file.txtファイルから実行されます。

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 export(1) unset(1)