1. Java EE

この章では、WebOTX製品で提供する標準のJava APIや各種仕様へのリンクを提供します。

1.1. JavaTM Platform, Enterprise Edition (Java EE) 6

WebOTX Applicationi ServerはJava EE 6のフル・プロファイルをサポートしており、Java EE 6の全ての機能を利用する事ができます。 以下からWebOTX ASがサポートしているJava EE 6のAPI リファレンスを参照できます。

以下のリストはWebOTX ASで拡張したAPIであり、WebOTX AS固有の機能を提供しています。

1.2. JavaTM Platform, Enterprise Edition (Java EE) 5 (WebOTX AS V8)

Java EE 5の仕様に基づくアプリケーションは、WebOTX AS V9 (Java EE 6)の上でも動作します。

Java EE 5プラットフォームには、Java SEにあるデータベース・アクセス用のJDBC API、既存のエンタープライズ・リソース用のCORBAテクノロジー、さらにはインターネット・アプリケーションでもデータを保護できるセキュリティ・モデルなどの多くの機能が利用されています。 これを基にJava EEは、Enterprise JavaBeansコンポーネント、Java Servlets API、Java ServerPages、XMLテクノロジーも完全にサポートします。 WebOTX V8が対応するJava SEのバージョンは、5.0および6です。

以下のリストはWebOTX ASで拡張したAPIであり、WebOTX AS固有の機能を提供しています。

1.3. J2EE 1.4 (WebOTX V6,V7)

J2EE 1.4の仕様に基づくアプリケーションは、WebOTX AS V9 (Java EE 6)の上でも動作します。

J2EE 1.4プラットフォームには、J2SEにあるデータベース・アクセス用のJDBC API、既存のエンタープライズ・リソース用のCORBAテクノロジー、さらにはインターネット・アプリケーションでもデータを保護できるセキュリティ・モデルなどの多くの機能が利用されています。 これを基にJ2EEは、Enterprise JavaBeansコンポーネント、Java Servlets API、Java ServerPages、XMLテクノロジーも完全にサポートします。

WebOTX V6, V7が対応するJava SEバージョンは、1.4.2, 5.0です。

Java Authentication and Authorization Service (JAAS)とJDBC 2.0 オプションパッケージは、J2SE 1.4から標準APIとして統合されました。 それらのAPIリファレンスは、J2SE 1.4以降のバージョンのドキュメントを参照してください。

下記の追加説明は、WebOTXに拡張実装している部分について説明しています。

1.4. CORBAテクノロジーとJavaプラットフォーム

CORBA技術は異種混合のコンピューティングのためのオープンな標準です。 CORBAと他の重要なエンタープライズ技術をJavaプラットフォームと組み合わせることによって、Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)は、エンタープライズ・ソリューションの究極的なプラットフォームを創造します。

CORBA技術は、Enterprise JavaBeans、RMI over IIOP、Javaトランザクション・サービスにとって不可欠な部品です。

1.5. Comet(Webアプリケーション)

従来のWebアプリケーションでは、Webコンテナで発生したイベントをクライアントへ通知するには、クライアントが Webコンテナへ定期的にリクエストを行いイベント情報を取得する必要がありました。 しかし、Servlet3.0の非同期APIを使う事によりWebコンテナからのプッシュ機能が実現され、リアルタイムでクライアントへイベントを通知する事ができます。

Comet APIを利用したWebアプリケーションの作成例は以下を参照してください。