org.omg.CORBA
クラス ORB

java.lang.Object
  |
  +--org.omg.CORBA.ORB

直系の既知のサブクラス:

ORB

public abstract class ORB

extends java.lang.Object

コンストラクタの概要

ORB()

メソッドの概要

void	connect(Object object) 推奨されていません。 POAの実装に伴い、使用されなくなりました。
TypeCode	create_abstract_interface_tc(java.lang.String id, java.lang.String name) アブストラクトインタフェースを表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_alias_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name, TypeCode original_type) typedefを表すTypeCodeを生成します。
abstract Any	create_any() Anyオブジェクトを生成します。
abstract TypeCode	create_array_tc(int length, TypeCode element_type) 配列(array)を表すTypeCodeを生成します。
abstract ContextList	create_context_list() コンテキストリストを生成します。
abstract TypeCode	create_enum_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name, java.lang.String[] members) 列挙(enum)型を表すTypeCodeを生成します。
abstract Environment	create_environment() Environmentオブジェクトを生成します。
abstract ExceptionList	create_exception_list() 例外リストを生成します。
abstract TypeCode	create_exception_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name, StructMember[] members) 例外(exception)を表すTypeCodeを生成します。
TypeCode	create_fixed_tc(short digits, short scale) fixed型を表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_interface_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name) インタフェースを表すTypeCodeを生成します。
abstract NVList	create_list(int length) NVListオブジェクトを生成します。
abstract NamedValue	create_named_value(java.lang.String name, Any value, int flags) NamedValueオブジェクトを生成します。
TypeCode	create_native_tc(java.lang.String id, java.lang.String name) native型を表すTypeCodeを生成します。
NVList	create_operation_list(Object oper) インタフェースリポジトリに登録されたインタフェースから、 オペレーションの引数リストを生成します。
abstract NVList	create_operation_list(OperationDef operationDef) 推奨されていません。 Deprecated by CORBA 2.3.
abstract OutputStream	create_output_stream() OutputStreamを生成します。
Policy	create_policy(int type, Any val) Policyオブジェクトを生成します。
abstract TypeCode	create_recursive_sequence_tc(int length, int offset) 推奨されていません。 Deprecated by CORBA 2.3.
TypeCode	create_recursive_tc(java.lang.String id) 再帰型を表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_sequence_tc(int length, TypeCode element_type) シーケンス(sequence)を表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_string_tc(int length) 固定長文字列(string)型を表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_struct_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name, StructMember[] members) 構造体(struct)型を表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_union_tc(java.lang.String repository_id, java.lang.String type_name, TypeCode discriminator_type, UnionMember[] members) 共用体(union)型を表すTypeCodeを生成します。
TypeCode	create_value_box_tc(java.lang.String id, java.lang.String name, TypeCode boxed_type) valueboxを表すTypeCodeを生成します。
TypeCode	create_value_tc(java.lang.String id, java.lang.String name, short type_modifier, TypeCode concrete_base_type, ValueMember[] members) valuetypeを表すTypeCodeを生成します。
abstract TypeCode	create_wstring_tc(int length) 固定長文字列(wstring)型を表すTypeCodeを生成します。
void	destroy() ORBを破棄します。
void	disconnect(Object object) 推奨されていません。 POAの実装に伴い、使用されなくなりました。
Current	get_current() 推奨されていません。
abstract Context	get_default_context() デフォルトのコンテキストオブジェクトを取得します。
abstract Request	get_next_response() 複数送信された要求に対する応答を到着順に1つ受け取ります。
abstract TypeCode	get_primitive_tc(TCKind kind) プリミティブ型を表すTypeCodeを生成します。
boolean	get_service_information(short service_type, ServiceInformationHolder service_info) サービス情報を取得します。
static ORB	init() ORBSingletonオブジェクトを返します。
static ORB	init(java.applet.Applet applet, java.util.Properties props) ORBを初期化します。
static ORB	init(java.lang.String[] args, java.util.Properties props) ORBを初期化します。
abstract java.lang.String[]	list_initial_services() 使用可能な初期サービス名のリストを返します。
abstract java.lang.String	object_to_string(Object obj) 指定されたバイナリ表現のオブジェクトリファレンスをIOR形式の文字列表現に変換します。
void	perform_work() 定義された処理実装部を実行します。
abstract boolean	poll_next_response() 複数送信された要求に対する応答が1つ以上到着しているかを調べます。
abstract Object	resolve_initial_references(java.lang.String identifier) 指定されたサービスのオブジェクトリファレンスを取得します。
void	run() クライアントからのリクエストを処理するループを実行します。
abstract void	send_multiple_requests_deferred(Request[] reqs) 複数の要求を送信します。
abstract void	send_multiple_requests_oneway(Request[] reqs) 応答を求めない複数の要求を送信します。
void	shutdown(boolean wait_for_completion) ORBに終了を通知します。
abstract Object	string_to_object(java.lang.String ior) 指定された文字列表現のオブジェクトリファレンスをバイナリ表現に変換します。
boolean	work_pending() サーバに処理すべきリクエストが到着しているかどうかを調べます。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

ORB

public ORB()

メソッドの詳細

init

public static ORB init()

ORBSingletonオブジェクトを返します。複数回呼び出しても常に同じインスタンスが返ります。 ORBSingletonオブジェクトは、疑似オブジェクトやクラスインスタンスの作成など、 軽い処理だけを行う簡易的なオブジェクトです。Javaアプリケーション、 Javaアプレットのどちらからでも呼び出すことができます。ただし、 JavaアプレットはTypeCodeを扱う場合のみ、ORBSingletonオブジェクトを使うことができます。

戻り値:

ORBSingletonオブジェクト

init

public static ORB init(java.lang.String[] args,
                       java.util.Properties props)

ORBを初期化します。 クライアントアプリケーション、サーバアプリケーションともに、 このメソッドを最初に呼び出す必要があります。 ORB の初期化で確保されたリソースは、destroy() もしくは shutdown() が呼び出されるまで解放されません。

パラメータ:

args - Javaアプリケーションの起動引数。nullを指定することもできます。

props - アプリケーション固有のプロパティ。nullを指定することもできます。

戻り値:

ORBオブジェクト

関連項目:

destroy(), shutdown(boolean)

init

public static ORB init(java.applet.Applet applet,
                       java.util.Properties props)

ORBを初期化します。 クライアントアプレットはこの関数を最初に呼び出す必要があります。 appletにはORBを利用するJavaアプレットを指定します。 propsには必要であればORBプロパティをセットしたものを渡します。

パラメータ:

applet - ORBを利用するJavaアプレット

props - アプレット固有のプロパティ。nullを指定することもできます。

戻り値:

ORBオブジェクト

string_to_object

public abstract Object string_to_object(java.lang.String ior)

指定された文字列表現のオブジェクトリファレンスをバイナリ表現に変換します。 IOR形式、iioploc URL形式、iiopname URL形式、corbaloc URL形式、corbaname URL形式を指定できます。 オブジェクトリファレンスをホスト間でやりとりするために あらかじめファイルに保存しておいた文字列表現のオブジェクトリファレンスを、 プログラムの実行時に読み出してバイナリ表現に復元させることができます。

パラメータ:

ior - 文字列表現のオブジェクトリファレンス

戻り値:

バイナリ表現のオブジェクトリファレンス

関連項目:

object_to_string

object_to_string

public abstract java.lang.String object_to_string(Object obj)

指定されたバイナリ表現のオブジェクトリファレンスをIOR形式の文字列表現に変換します。 オブジェクトリファレンスをホスト間でやりとりするときは、 object_to_stringでオブジェクトリファレンスを文字列表現に変換したものを ファイルなどにに書き出しておくことができます。

パラメータ:

obj - バイナリ表現のオブジェクトリファレンス

戻り値:

文字列表現のオブジェクトリファレンス

関連項目:

string_to_object

create_list

public abstract NVList create_list(int length)

NVListオブジェクトを生成します。

パラメータ:

length - 要素の数

戻り値:

NVList疑似オブジェクト

create_operation_list

public abstract NVList create_operation_list(OperationDef operationDef)

推奨されていません。 Deprecated by CORBA 2.3.

オペレーションの引数リストを生成します。

パラメータ:

oper - 引数リストを生成したいオペレーション

戻り値:

NVList擬似オブジェクト

create_operation_list

public NVList create_operation_list(Object oper)

インタフェースリポジトリに登録されたインタフェースから、 オペレーションの引数リストを生成します。

パラメータ:

oper - 引数リストを生成したいオペレーションのオブジェクトリファレンス

戻り値:

NVList擬似オブジェクト

create_named_value

public abstract NamedValue create_named_value(java.lang.String name,
                                              Any value,
                                              int flags)

NamedValueオブジェクトを生成します。 引数のモードは、以下のとおりです。

• org.omg.CORBA.ARG_IN -- in引数
• org.omg.CORBA.ARG_OUT -- out引数
• org.omg.CORBA.ARG_INOUT -- inout引数

パラメータ:

name - 引数名もしくはプロパティ名。戻り値のときは空文字列を指定。

value - 引数の値もしくはプロパティの値

flags - 戻り値やプロパティのときには0、引数のときには引数のモードを指定

戻り値:

NamedValue擬似オブジェクト

関連項目:

ARG_IN, ARG_OUT, ARG_INOUT

create_exception_list

public abstract ExceptionList create_exception_list()

例外リストを生成します。

戻り値:

例外リスト

create_context_list

public abstract ContextList create_context_list()

コンテキストリストを生成します。

戻り値:

コンテキストリスト

get_default_context

public abstract Context get_default_context()

デフォルトのコンテキストオブジェクトを取得します。

戻り値:

デフォルトのコンテキストオブジェクト

create_environment

public abstract Environment create_environment()

Environmentオブジェクトを生成します。

戻り値:

Environmentオブジェクト

send_multiple_requests_oneway

public abstract void send_multiple_requests_oneway(Request[] reqs)

応答を求めない複数の要求を送信します。 サーバ側のオペレーションの終了を待たずに呼び出しを返します。

パラメータ:

reqs - リクエストオブジェクトの配列

関連項目:

send_multiple_requests_deferred, get_next_response, poll_next_response

send_multiple_requests_deferred

public abstract void send_multiple_requests_deferred(Request[] reqs)

複数の要求を送信します。 サーバ側のオペレーションの終了を待たずに呼び出しを返します。 オペレーションの終了を把握するためにはget_next_responseかpoll_next_responseオペレーションを使います。

パラメータ:

reqs - リクエストオブジェクトの配列

関連項目:

send_multiple_requests_oneway, get_next_response, poll_next_response

poll_next_response

public abstract boolean poll_next_response()

複数送信された要求に対する応答が1つ以上到着しているかを調べます。

戻り値:

true -- 1つ以上の応答が到着している

get_next_response

public abstract Request get_next_response()
                                   throws WrongTransaction

複数送信された要求に対する応答を到着順に1つ受け取ります。 応答が到着していないときは受け取れる状態になるかタイムアウト時間が経過するまで待ちあわせます。

戻り値:

応答

例外:

WrongTransaction -

list_initial_services

public abstract java.lang.String[] list_initial_services()

使用可能な初期サービス名のリストを返します。 これらの名前をresolve_initial_referencesの引数に指定することにより、 初期サービスのオブジェクトリファレンスを取得することができます。 Object Broker Javaでは、常に"NameService" (名前サービス)、 "InterfaceRepository" (インタフェースリポジトリ)、"RootPOA" (ルートPOA)、 "POACurrent" (PortableServer::Currentのインスタンス)を返します。

戻り値:

使用可能な初期サービス名を表すStringオブジェクトの配列

関連項目:

resolve_initial_references

get_service_information

public boolean get_service_information(short service_type,
                                       ServiceInformationHolder service_info)

サービス情報を取得します。

パラメータ:

service_type -

service_info -

戻り値:

例外:

NO_IMPLEMENT - このメソッドは現在実装されていません。

resolve_initial_references

public abstract Object resolve_initial_references(java.lang.String identifier)
                                           throws InvalidName

指定されたサービスのオブジェクトリファレンスを取得します。 たとえば、名前サービスのときはルートコンテキストのオブジェクトリファレンス、 インタフェースリポジトリのときはリポジトリのオブジェクトリファレンスが返ります。

パラメータ:

identifier - サービス名を表す文字列

戻り値:

指定されたサービスのオブジェクトリファレンス

例外:

InvalidName - 指定されたサービス名が定義されていない

get_primitive_tc

public abstract TypeCode get_primitive_tc(TCKind kind)

プリミティブ型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

kind - プリミティブ型を表すTCKindオブジェクト

戻り値:

生成されたTypeCode

create_struct_tc

public abstract TypeCode create_struct_tc(java.lang.String repository_id,
                                          java.lang.String type_name,
                                          StructMember[] members)

構造体(struct)型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - 構造体の名前

members - 構造体のメンバを表すStructMemberオブジェクトの配列

戻り値:

生成されたTypeCode

関連項目:

StructMember

create_union_tc

public abstract TypeCode create_union_tc(java.lang.String repository_id,
                                         java.lang.String type_name,
                                         TypeCode discriminator_type,
                                         UnionMember[] members)

共用体(union)型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - 共用体の名前

discriminator_type - 判別子の型を表すTypeCode

members - 共用体のメンバを表すUnionMemberオブジェクトの配列

戻り値:

生成されたTypeCode

関連項目:

UnionMember

create_enum_tc

public abstract TypeCode create_enum_tc(java.lang.String repository_id,
                                        java.lang.String type_name,
                                        java.lang.String[] members)

列挙(enum)型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - 列挙型の名前

members - 列挙型のメンバを表すStringオブジェクトの配列

戻り値:

生成されたTypeCode

create_alias_tc

public abstract TypeCode create_alias_tc(java.lang.String repository_id,
                                         java.lang.String type_name,
                                         TypeCode original_type)

typedefを表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - typedefされた型の名前

original_type - 元の型を表すTypeCode

戻り値:

生成されたTypeCode

create_exception_tc

public abstract TypeCode create_exception_tc(java.lang.String repository_id,
                                             java.lang.String type_name,
                                             StructMember[] members)

例外(exception)を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - 例外の名前

members - 例外型のメンバを表すStructMemberオブジェクトの配列

戻り値:

生成されたTypeCode

関連項目:

StructMember

create_interface_tc

public abstract TypeCode create_interface_tc(java.lang.String repository_id,
                                             java.lang.String type_name)

インタフェースを表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

repository_id - リポジトリID

type_name - インタフェース名

戻り値:

create_string_tc

public abstract TypeCode create_string_tc(int length)

固定長文字列(string)型を表すTypeCodeを生成します。 lengthに0を指定した場合は可変長文字列を表します。 可変長文字列のTypeCodeはget_primitive_tcでも取得できます。

パラメータ:

length - 固定長文字列の限界長

戻り値:

生成されたTypeCode

関連項目:

get_primitive_tc

create_wstring_tc

public abstract TypeCode create_wstring_tc(int length)

固定長文字列(wstring)型を表すTypeCodeを生成します。 lengthに0を指定した場合は可変長文字列を表します。 可変長文字列のTypeCodeはget_primitive_tcでも取得できます。

パラメータ:

length - 固定長文字列の限界長

戻り値:

生成されたTypeCode

関連項目:

get_primitive_tc

create_sequence_tc

public abstract TypeCode create_sequence_tc(int length,
                                            TypeCode element_type)

シーケンス(sequence)を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

length - シーケンスの長さ(0を指定すると可変長)

element_type - 要素の型を表すTypeCode

戻り値:

生成されたTypeCode

create_recursive_sequence_tc

public abstract TypeCode create_recursive_sequence_tc(int length,
                                                      int offset)

推奨されていません。 Deprecated by CORBA 2.3.

create_array_tc

public abstract TypeCode create_array_tc(int length,
                                         TypeCode element_type)

配列(array)を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

length - 配列の長さ

element_type - 要素の型を表すTypeCode

戻り値:

生成されたTypeCode

create_fixed_tc

public TypeCode create_fixed_tc(short digits,
                                short scale)

fixed型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

digits - 全体の桁数

scale - 小数点以下の桁数

戻り値:

生成されたTypeCode

create_native_tc

public TypeCode create_native_tc(java.lang.String id,
                                 java.lang.String name)

native型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

id - 識別子

name - オブジェクト名

戻り値:

生成されたTypeCode

create_value_tc

public TypeCode create_value_tc(java.lang.String id,
                                java.lang.String name,
                                short type_modifier,
                                TypeCode concrete_base_type,
                                ValueMember[] members)

valuetypeを表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

id - リポジトリID

name - valuetypeの名前

type_modifier - valuetypeの修飾子

• org.omg.CORBA.VM_NONE.value -- 指定なし
• org.omg.CORBA.VM_CUSTOM.value -- custom指定あり
• org.omg.CORBA.VM_ABSTRACT.value -- abstract指定あり
• org.omg.CORBA.VM_TRUNCATABLE.value -- truncatable指定あり

concrete_base_type - valuetypeの基底型を表すTypeCode (ない場合はnull)

members - valuetypeのメンバを表すValueMemberオブジェクトの配列

戻り値:

生成されたTypeCode

create_value_box_tc

public TypeCode create_value_box_tc(java.lang.String id,
                                    java.lang.String name,
                                    TypeCode boxed_type)

valueboxを表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

id - リポジトリID

name - valueboxの名前

boxed_type - valueboxのメンバの型を表すTypeCode

戻り値:

生成されたTypeCode

create_abstract_interface_tc

public TypeCode create_abstract_interface_tc(java.lang.String id,
                                             java.lang.String name)

アブストラクトインタフェースを表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

id - リポジトリID

name - アブストラクトインタフェース名

戻り値:

生成されたTypeCode

create_recursive_tc

public TypeCode create_recursive_tc(java.lang.String id)

再帰型を表すTypeCodeを生成します。

パラメータ:

id - 再帰する型のリポジトリID

戻り値:

生成されたTypeCode

get_current

public Current get_current()

推奨されていません。

create_output_stream

public abstract OutputStream create_output_stream()

OutputStreamを生成します。

戻り値:

OutputStreamオブジェクト

create_any

public abstract Any create_any()

Anyオブジェクトを生成します。

戻り値:

Anyオブジェクト

connect

public void connect(Object object)

推奨されていません。 POAの実装に伴い、使用されなくなりました。

サーバオブジェクトをORBに登録します。

disconnect

public void disconnect(Object object)

推奨されていません。 POAの実装に伴い、使用されなくなりました。

サーバオブジェクトをORBから削除します。

work_pending

public boolean work_pending()

サーバに処理すべきリクエストが到着しているかどうかを調べます。

戻り値:

true -- サーバに処理すべきリクエストが到着している

例外:

BAD_INV_ORDER - ORBがすでにshutdownされている

関連項目:

perform_work, run, shutdown, destroy

perform_work

public void perform_work()

定義された処理実装部を実行します。

例外:

BAD_INV_ORDER - ORBがすでにshutdownされている

関連項目:

work_pending, run, shutdown, destroy

shutdown

public void shutdown(boolean wait_for_completion)

ORBに終了を通知します。 ORBから取得したすべてのオブジェクトアダプタ(POA)を閉じます。 終了を通知されたORBのオペレーションは、destroyを除いてorg.omg.CORBA.BAD_INV_ORDER例外が返ります。

パラメータ:

wait_for_completion - trueの場合、ORBの操作(リクエスト処理、オブジェクトの非活性化、 オブジェクトアダプタの処理)が完了するまで待ちあわせます。falseの場合は待ち合わせません。

例外:

BAD_INV_ORDER - 要求処理中のスレッドでwait_for_completionにtrueを指定して呼び出した

関連項目:

work_pending, perform_work, run, destroy

run

public void run()

クライアントからのリクエストを処理するループを実行します。 shutdownオペレーションが呼ばれるまで待ち合わせます。

関連項目:

shutdown

destroy

public void destroy()

ORBを破棄します。 ORBから取得したすべてのオブジェクトアダプタ(POA)を閉じます。 破棄されたORBに設定されていた実装オブジェクトのオペレーションを実行すると、 すべてorg.omg.CORBA.OBJECT_NOT_EXIST例外がスローされます。

create_policy

public Policy create_policy(int type,
                            Any val)
                     throws PolicyError

Policyオブジェクトを生成します。 現在サポートしているのは以下のポリシーです。

• ThreadPolicy
• LifespanPolicy
• IdUniquenessPolicy
• IdAssignmentPolicy
• ImplicitActivationPolicy
• ServantRetentionPolicy
• RequestProcessingPolicy
• InvocationPolicy
• OTSPolicy
• NonTxTargetPolicy
• MechanismsPolicy
• InvocationCredentialsPolicy
• QOPPolicy
• DelegationDirectivePolicy
• EstablishTrustPolicy

パラメータ:

type - 生成するポリシーオブジェクトのタイプ

val - 生成するポリシーオブジェクトに格納する値

戻り値:

生成されたPolicyオブジェクト

例外:

PolicyError - 不正な値を指定した場合 以下のreasonが設定されます。

• BAD_POLICY : 不正なtypeが指定された。
• UNSUPPORTED_POLICY : 指定可能なtype以外のtypeが指定された。
• BAD_POLICY_TYPE : typeで指定されたポリシーが要求する値と異なる型の値が設定された。
• BAD_POLICY_VALUE : typeで指定されたポリシーが設定可能な範囲を超えた値が設定された。
• UNSUPPORTED_POLICY_VALUE : typeで指定されたポリシーがサポートしていない範囲の値が設定された。