引数リストを表すインターフェース


 
4.4.1.6. CORBA::NamedValueクラス
 
4.4.1.7. CORBA::NVListクラス

名前

CORBA::NamedValue::name - 名前を得る

形式

機能説明

オペレーションの引数名やコンテキストのプロパティ名を取得することができます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

名前を文字列で返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値を変更したり、削除してはいけません。


名前

CORBA::NamedValue::value - 引数の値を得る

形式

機能説明

オペレーションの引数の値や戻り値、コンテキストプロパティの値を取得することができます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

引数の値を返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値を削除してはいけません。戻り値が保持しているメモリ領域を解放する権利はNamedValueにあるので、必要ならばコピーしてください。


名前

CORBA::NamedValue::flags - 引数のモードを得る

形式

機能説明

オペレーションの引数のモードを取得することができます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

引数のモードを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NamedValue::_duplicate - NamedValueの論理的コピーを作る

形式

機能説明

引数nvの論理的コピーを作ります。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

引数nvの論理的コピーが返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NamedValue::_nil - nil NamedValueを返す

形式

機能説明

nil NamedValueを返します。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

nil NamedValueが返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NVList::count - リストの数を得る

形式

機能説明

リストの要素数を返します。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

リストの要素数が返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NVList::add - モードを指定した要素を追加する

形式

機能説明

要素を新たに1つ作成し、リストに追加します。このとき、新たに作られたCORBA::NamedValueインスタンスのモード属性flagsがセットされます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

生成したNamedValueを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::add_item - 名前とモードを指定した要素を追加する

形式

機能説明

要素を新たに1つ作成し、リストに追加します。このとき、新たに作られたCORBA::NamedValueインスタンスの名前属性にnameが、モード属性flagsがセットされます。

nameの値はコピーされます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

生成したNamedValueを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::add_value - 名前と値とモードを指定した要素を追加する

形式

機能説明

要素を新たに1つ作成し、リストに追加します。このとき、新たに作られたCORBA::NamedValueインスタンスの名前属性にnameが、型と値の属性にvalueが、モード属性flagsがセットされます。

namevalueの値はコピーされます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

生成したNamedValueを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::item - n番目の要素を取り出す

形式

機能説明

このリストのn番目の要素を取り出します。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

n番目の引数情報が返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::add_item_consume

- 名前とモードを指定した要素を追加する。名前の領域の権利が渡る。

形式

機能説明

要素を新たに1つ作成し、リストに追加します。このとき、新たに作られたCORBA::NamedValueインスタンスの名前属性にnameが、モード属性flagsがセットされます。

nameのメモリ領域を解放する権利は生成されたNamedValueに渡ります。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

生成したNamedValueを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::add_value_consume

- 名前と値とモードを指定した要素を追加する。名前と値の領域の権利が渡る。

形式

機能説明

要素を新たに1つ作成し、リストに追加します。このとき、新たに作られたCORBA::NamedValueインスタンスの名前属性にnameが、型と値の属性にvalueが、モード属性flagsがセットされます。

namevalueのメモリ領域を解放する権利は生成されたNamedValueに渡ります。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

生成したNamedValueを返します。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。

注意

戻り値は削除してはいけません。


名前

CORBA::NVList::remove - n番目の要素を削除する

形式

機能説明

このリストのn番目の要素を削除します。削除した要素の後ろにあった要素は前につめられます。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

処理が正常終了したときには、CORBA::Status_Successが返ります。異常終了したときは、CORBA::Status_Failedが返ります。

エラー

戻り値として、CORBA::Status_Failedが返ります。また、CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NVList::_duplicate - NVListの論理的コピーを作る

形式

機能説明

引数nvの論理的コピーを作ります。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

引数nvの論理的コピーが返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。


名前

CORBA::NVList::_nil - nil NVListを返す

形式

機能説明

nil NVListを返します。

envは、関数を呼び出した後、例外の有無を調べるために指定します(オプション)。

戻り値

nil NVListが返ります。

エラー

CORBA標準例外がthrowされます。