この章では、WebOTX Application Serverの動作で必要とする空きポートや動作するプロセス、さらにはそれらの動作を支えるために配置されるディレクトリとファイルに関して構成を説明します。
WebOTX Application Serverはエディションによって提供する機能が異なるため、それに応じて使用するポートの数が異なってきます。WebOTX利用者はこの節で示されるポート番号一覧を考慮しながらポートを必要とする他のソフトウェアと衝突しないようにシステム設計しなければなりません。
WebOTX Application Serverは大きく3つのサービスが存在します。それは、アプリケーションが動作する一般ドメイン、一般ドメイン群の起動・停止の管理を担う管理ドメイン、そしてStandardとEnterpriseエディションに備わるTPモニタです。
以降からは、これら3つのカテゴリに沿って使用するポート番号の一覧を示しながら各々のポートについて説明していきます。
なお、表の中で示すポート番号は既定値です。またプロパティ名とは、ドメインを作成する時に必要となるドメイン定義プロパティ・ファイルの中で用います。このファイルはWebOTXのインストール・ルートディレクトリに「<ドメイン名>.properties
」ファイルとして配置されます。既存のドメイン定義プロパティ・ファイルを参照しながら確認してください。
管理ドメインは「WebOTXAdmin」という名前でセットアップされます。このドメインにはアプリケーションを配備することはできません。単に一般ドメインの死活監視や起動・停止の実行を仲介するだけです。そのため、運用管理コマンドのような管理クライアント・モジュールからの運用操作を受け付けるポートのみを必要とします。
ポート番号 | トランスポート プロトコル |
説明 | dotted-name(CLINAME) |
---|---|---|---|
6202 | tcp | 運用管理エージェントによるJRMPを用いた運用制御 | server.admin-service.jmx-connector.system.port |
6702 | tcp | 運用管理エージェントにおける下位互換用のJMXMPを使った運用制御 | server.admin-service.jmx-connector.system-option.port |
一般ドメインでは、アプリケーションを動作させるための運用と実行の基盤を提供します。一般ドメインはエディション共通で適用されます。
このドメインの既定値の名称は「domain1」です。下の表はdomain1ドメインで使用する既定値のポート番号について説明します。
ポート番号 | トランスポート プロトコル |
説明 | dotted-name(CLINAME) |
---|---|---|---|
6212 | tcp | 運用管理エージェントによるJRMPを用いた運用制御 | server.admin-service.jmx-connector.system.port |
6712 | tcp | 運用管理エージェントにおける下位互換用のJMXMPを使った運用制御 | server.admin-service.jmx-connector.system-option.port |
5858 | tcp | Web版運用管理コンソールと運用管理エージェントとの間で運用操作に用いるHTTPプロトコル | server.network-config.network-listeners.network-listener.admin-listener.port |
80 | tcp | Webサーバが利用するプロトコル。(HTTP) Webサーバの確認方法は以下を参照してください。 [リファレンス集 運用管理・設定編 > 1.4.2.1. MOで設定可能な項目一覧 > server.http-service.virtual-server.<Virtual Server名> > network-listeners] |
server.network-config.network-listeners.network-listener.http-listener-1.port |
443 | tcp | WebサーバによってWebクライアントとの間でSSLやTLSで暗号化されて通信するためのプロトコル。(HTTPS) Webサーバの確認方法は以下を参照してください。 [リファレンス集 運用管理・設定編 > 1.4.2.1. MOで設定可能な項目一覧 > server.http-service.virtual-server.<Virtual Server名> > network-listeners] |
server.network-config.network-listeners.network-listener.http-listener-2.port |
8099 | tcp | 外部のWebサーバとWebコンテナを連携させる際に双方の通信で使うプロトコル。(AJP: Apache Jserv Protocol) 一般ドメインに内蔵されたWebコンテナをHTTPサーバとして使用する場合は、このポートは使われません。 Webサーバの確認方法は以下を参照してください。 [リファレンス集 運用管理・設定編 > 1.4.2.1. MOで設定可能な項目一覧 > server.http-service.virtual-server.<Virtual Server名> > network-listeners] |
server.network-config.network-listeners.network-listener.ajp-listener-1.port |
7780 | tcp | 運用管理エージェント上で動作するIIOPリスナ(組み込みIIOPサービス) これは、全エディションにおけるJNDIサーバの通信リスナ、およびExpressにおけるEJBの通信リスナとなります。 |
server.embedded-iiop-service.port |
9700 | tcp | JMSプロバイダ | server.jms-service.jms-host.default_JMS_host.port |
9701 | tcp | JMSプロバイダの一般用コネクションサービス JMSプロバイダに対する、一般用の接続要求が一般用コネクションサービスに振り分けられます。 |
server.jms-service.connectionServicePortJms |
9702 | tcp | JMSプロバイダの管理用コネクションサービス JMSプロバイダに対する、管理用の接続要求が管理用コネクションサービスに振り分けられます。 |
server.jms-service.connectionServicePortAdmin |
9703 | tcp | JMSプロバイダの一般用SSLコネクションサービス JMSプロバイダに対する、一般用のSSL接続要求が一般用SSLコネクションサービスに振り分けられます。 |
server.jms-service.connectionServicePortSsljms |
9704 | tcp | JMSプロバイダの管理用SSLコネクションサービス JMSプロバイダに対する、管理用のSSL接続要求が管理用SSLコネクションサービスに振り分けられます。 |
server.jms-service.connectionServicePortSsladmin |
9705 | tcp | JMSサーバクラスタのコネクションサービス | server.jms-service.clusterPort |
2809 | tcp | 名前サーバ (namesv) | server.objectbrokerservice.namesv.NameServicePort |
9825 | tcp | oad | server.objectbrokerservice.oad.OadPort |
9826 | tcp | oadj | server.objectbrokerservice.oadj.Port |
9827 | tcp | corbalocサーバ | server.objectbrokerservice.corbaloc.CorbalocServerPort |
9829 | tcp | キャッシュ名前サーバ (cnamesv) ENT | server.objectbrokerservice.cnamesv.CacheNameServicePort |
9830 | tcp | インタフェースリポジトリ・サーバ (irsv) | server.objectbrokerservice.irsv.InterfaceRepositoryPort |
5965 | tcp | トランザクション・サービスの中で構成される、C++版のRCS(Recovery Coordination Server) STDENT | server.transactionservice.rcs-cpp-port |
5202 | tcp | ダウンローダ管理サービス STDENT | tpsystem.downloaderManagerService.portNumber |
一般ドメインはサーバ上に複数作成することが可能です。その際はそれぞれのドメインが上記設定のすべてのポートを使用します。[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.2. ドメインの作成・削除]を参照してください。
TPモニタ機能は、WebOTX Application ServerのStandard / Enterpriseエディションで提供されます。この高信頼性基盤では、一般ドメインに加えて接続要求待ちをする固有の機能を備えます。
ポート番号 | トランスポート プロトコル |
説明 | プロパティ名 |
---|---|---|---|
5151 | tcp | IIOPリスナ (平文ポート) | tpsystem.IIOPListener.listenerPortNumber |
8099 | tcp | AJPリスナ インストール時およびドメイン作成時に、[WebコンテナとWebサーバの連携モード]で[AJPプロトコル]を選択した場合に動作します。 |
tpsystem.AJPListener.listenerPortNumber |
5251 | tcp | OLF/TPリスナ 既定値では起動しません。 |
tpsystem.OLFTPListener.listenerPortNumber |
指定なし | tcp | IIOPリスナ (SSLクライアント認証なしポート) IIOPリスナに関する運用パラメータにおいて「SSLクライアント認証なし」を指定した場合に、それと関連付けて指定したポートで接続要求を待ちます。 |
tpsystem.IIOPListener.sslPortNumberNoCert |
指定なし | tcp | IIOPリスナ (SSLクライアント認証ありポート) 「SSLクライアント認証あり」を指定した場合に、それと関連付けて指定したポートで接続要求を待ちます。 |
tpsystem.IIOPListener.sslPortNumberCert |
TPモニタは、その機能の中に備わる管理プロセスが以下のポートを使用します。
ポート番号 | トランスポート プロトコル |
説明 | プロパティ名 |
---|---|---|---|
5220 | tcp | クライアント管理ライブラリやVBクライアント、CORBA Gatewayを使用している場合、クライアントと通信を行うために使用します。クライアントとの間で制御的なコネクションを確立し、クライアントのアライブチェックや非同期メッセージ送信を行います。 | tpsystem.IIOPListener.iiopAsyncPort |
5190 | tcp | WatchServerが使用するポート番号です。 ENT | - |
一時的な通信のために利用できるポートがあります。このポートはエフェメラル(Ephemeral)ポートと呼ばれたリ、短命ポートと呼ばれます。
OSは空いているエフェメラルポートの中から自動的に割り当てて払い出しますが、そのポート番号の範囲はOSの種類によって異なります。
OS | 一時ポートの割り当て範囲 |
---|---|
Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 |
49152 〜 65535 |
Red Hat Enterprise Linux | 32768 〜 61000 |
WebOTXで使用するポート番号が一時ポートの割り当て範囲内にあると、WebOTX Application Serverが起動する前にOSが別のプログラムにWebOTXで必要とするポート番号を一時ポートとして割り当てるケースがあります。このような状況では、WebOTXの起動が失敗するなどの問題を引き起こします。
Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 / Windows Server 2012 をご利用の場合、一時ポート番号の範囲を、WebOTXが利用するポート番号と重複しないように変更してください。
具体的な変更方法については[セットアップガイド > 2.3. インストール後の作業 > 2.3.1. Windows (WebOTX AS) 共通設定 > 2.3.1.2. WebOTX 使用ポート番号を一時ポート対象範囲から除外 ]の手順をご参照ください。
プロセス名 (上段:Windows) (下段:UNIX/Linux) |
Windowsサービス名 | 説明 |
---|---|---|
WOAgentSvc.exe | WebOTX AS Agent Service | Windowsのみに存在する、WebOTX Application Serverを管理するエージェントサービスのためのプロセス。 |
- | ||
httpd.exe | WebOTX WebServer<xx> <domain名> | インストール時に「WebOTX Webサーバ」を選択した場合に存在する、WebOTX Webサーバ用のサービスプロセス。 |
httpd | ||
WatchServer.exe | WebOTX WatchServer | Watchサービス用プロセス。 ENT |
WatchServer |
プロセス名 (上段:Windows) (下段:UNIX/Linux) |
説明 |
---|---|
javaw.exe | 運用管理エージェントのJava VMです。 異常終了した場合、管理ドメインへのアクセスができなくなりますが、一般ドメインは利用できます。 復旧はWebOTXサービス再起動を行う必要があります。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 1. Windowsサービスとrcスクリプト > 1.2. サービスの起動・停止方法 ]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=agent -Ddomain.name=WebOTXAdmin」という文字列が指定されているのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
java | |
rotatelogs.exe | エージェントプロセスの標準出力・標準エラー出力先ファイルをローテーションさせるためのプロセスです。 詳細は[ ドメイン構築・基本設定ガイド > 8. ログ > 8.2. 各サービスのログ > 8.2.1. 運用管理 > 8.2.1.1. server.log、server_err.log ] を参照してください。 |
rotatelogs |
ドメインを起動すると以下のプロセスが起動します。複数ドメインを起動した場合は、同一名のプロセスが複数起動します。
プロセス名 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
javaw.exe(Windows) java(UNIX) |
エージェントプロセスのJava VMです。 異常終了した場合、該当ドメインへのアクセスができなくなります。速やかにドメイン再起動を行う必要があります。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.4. ドメインの起動・停止]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=agent -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
rotatelogs.exe(Windows) rotatelogs(UNIX) |
エージェントプロセスの標準出力・標準エラー出力先ファイルをローテーションさせるためのプロセスです。 詳細は[ ドメイン構築・基本設定ガイド > 8. ログ > 8.2. 各サービスのログ > 8.2.1. 運用管理 > 8.2.1.1. server.log、server_err.log ] を参照してください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
httpd.exe(Windows) httpd(UNIX) |
HTTPサーバのデーモンプロセス。 インストール時に「WebOTX Webサーバ」を選択した場合に有効です。Webサーバを起動すると動作します。常時親プロセス(監視プロセス)と子プロセス(HTTPサービスデーモン)で構成されており、子プロセスが異常終了した場合、親プロセスは子プロセスを再起動します。異常終了時はHTTPサーバの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/です。 |
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wojmsbrokersvc.exe(Windows) wojmsbrokerd (UNIX) |
JMS管理プロセス。 JMSを起動すると動作します。異常終了時はJMSの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 |
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java.exe (Windows) java (UNIX) |
JMSデーモンプロセス。 JMSを起動すると動作します。異常終了時はJMSの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=jms -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
oad.exe (Windows) oad (UNIX) |
CORBAオブジェクト活性化デーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時は新たなIIOP通信(RMI/IIOP)が行えなくなります。異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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namesv.exe (Windows) namesv (UNIX) |
CORBA名前サーバデーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。 異常終了時はオブジェクトの取得が行えなくなりIIOP通信ができなくなります。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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irsv.exe (Windows) irsv (UNIX) |
CORBAインターフェースリポジトリデーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時はオブジェクトのインタフェース情報の取得が行えなくなりますがWebOTXではirsvを利用していないため影響はありません。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 Standard/Enterpriseで動作します |
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corbaloc.exe (Windows) corbaloc (UNIX) |
CORBALOCサーバデーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時はCORBALOCサーバとして利用している場合、新たなIIOP通信(RMI/IIOP)が行えなくなります。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 Standard/Enterpriseで動作します |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
java.exe (Windows) java (UNIX) |
CORBA Java自動起動デーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時はJavaアプリケーションの自動起動ができなくなります。また、ライセンスの取得もできなくなるため、IIOP通信のコネクション数に制限が発生します。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「-Dfuncid=oadj -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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rcssv.exe(Windows) rcssv(UNIX |
Transactionサービスで提供するC++アプリケーション用のリカバリプロセス(RCS)
(Expressでは使用しません) Transactionサービスを起動すると動作します。異常終了時はトランザクションの開始が行えなくなります。 異常終了時はTransactionサービスの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.6. ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 3.6.1. 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「rcsid=XXX」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/TSです。 |
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tpmMain.exe(Windows) tpmMain(UNIX) |
TPモニタ子プロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了した場合TPモニタの機能が利用できなくなりますが、親プロセスが監視を行なっているのでプロセスの監視は親プロセス(tpmonitor)の方を監視してください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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tpmonitor.exe(Windows) tpmonitor(UNIX) |
TPモニタプロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了した場合、TPモニタの機能が利用できなくなるため、プロセス監視を行なう場合は、監視対象にしてください。 異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。それでも復旧しない場合はマシン再起動を行なってください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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oltpad.exe(Windows) oltpad(UNIX) |
TPモニタ運用管理プロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了した場合、一時的にStandard/Enterprise の一部運用操作がエラーとなりますが、自動的にプロセスが再起動され復旧します。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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tpadm.sh(UNIX) | Standard/Enterprise で起動するwoshの親プロセスです。rootユーザで起動します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
tpssendtpp.exe(Windows) tpssendtpp(UNIX) |
TPモニタtpsendプロセスです。 Standard/Enterpriseで動作します。 異常終了した場合、統合運用管理ツールからクライアントへメッセージ送信や動的ログレベル変更などが不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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systpp.exe(Windows) systpp(UNIX) |
TPモニタsystppプロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了した場合、一部運用操作(起動、停止など)が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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jnlwrt.exe(Windows) jnlwrt(UNIX) |
TPモニタジャーナルライタプロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了した場合、ジャーナルの採取が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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olftplsn.exe(Windows) olftplsn(UNIX) |
TPモニタOLF/TPリスナプロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了時はOLFリスナとの通信が不可となります。WebOTX Print Kitなどを利用した場合影響があります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
iioplsn.exe(Windows) iioplsn(UNIX) |
TPモニタIIOPリスナプロセスです。 Standard/Enterpriseで動作します。
異常終了時はIIOPリスナとの通信が不可となります。全てのクライアントからのアクセスができなくなります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
iiopAsync.exe(Windows) iiopAsync(UNIX) |
IIOPリスナの子プロセスです。 Standard/Enterpriseで動作します。 クライアント管理ライブラリやVBクライアント、CORBA Gatewayを使用している場合、クライアントと通信を行うために使用します。クライアントとの間で制御的なコネクションを確立し、クライアントのアライブチェックや非同期メッセージ送信を行います。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ajplsn.exe(Windows) ajplsn(UNIX) |
TPモニタAJPリスナプロセスです。 Standard/Enterpriseで動作します。
異常終了時はAJPリスナとの通信が不可となります。全てのクライアントからのアクセスができなくなります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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TIMMSGSND.exe(Windows) TIMMSGSND(UNIX) |
TPモニタタイマデーモンプロセスです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了時はクライアントへメッセージ送信や動的ログレベル変更などが不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
wosystpp.exe(Windows) wosystpp(UNIX) |
TPモニタWebOTXシステムTPPです。 Standard/Enterprise で動作します。 異常終了時はクライアント情報の取得が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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THTPPCTL_2005.exe THTPPCTL_2008.exe THTPPCTL_2010.exe THTPPCTL_2012.exe THTPPCTL_2013.exe THTPPCTL_2015.exe THTPPCTL_2017.exe THTPPCTL_2019.exe (Windows) THTPPCTL8 THTPPCTL9 THTPPJAVA2 THTPPOTS8 THTPPOTS9 THTPPDB8 THTPPDB9 (UNIX) |
サーバAPのTPPです。 Standard/Enterprise で動作します。言語や利用機能によりモジュール名が変わります。
UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
ツールなど単独で動作可能なプロセスです。複数起動した場合は、同一名のプロセスが複数起動します。
プロセス名 | 説明 |
---|---|
java.exe(Windows) java(UNIX) |
運用管理コマンド(otxadmin)のプロセスです。 引数に「-Dwebotx.funcid=otxadmin」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 |
javaw.exe(Windows) java(UNIX) |
統合運用管理ツール(otxadmingui)のプロセスです。 引数に「com.nec.webotx.admingui.AdminGUIStandAlone」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 |
WebOTX Application Server のサービス(またはスクリプト)と各プロセスの関係図を以下に記します。
図1.2.5-1
図1.2.5-2
図1.2.5-3
図1.2.5-4
WebOTXをインストールしたディレクトリ(${AS_INSTALL})のディレクトリ構成について説明します。
以下にそれぞれのディレクトリについて説明します。
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
bin | バイナリファイル、コマンド、バッチファイルを格納します。 |
config | WebOTX全体に関係する構成情報ファイルを格納します。 |
domains | ドメインのルートディレクトリの親ディレクトリです。ドメインを新規に作成するとこの下にドメインルートが作成されます。 |
downloader(*1) | Downloaderのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
jbi(*3) | Enterprise Service Bus に関するモジュールを格納しています。 |
lib | ライブラリやツール、各ドメイン作成時に利用するテンプレートファイルを格納しています。 |
ObjectBroker | Object Brokerのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
samples(*1) | サンプルアプリケーションを格納しています。 |
share(*2) | ライセンスチェックのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
template(*1) | 画面テンプレートのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
Trnsv | WebOTX実行環境のモジュールに関するファイルを格納しています。 |
TS | Transactionサービスのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
WebServer24(*1) | WebServer(apache2.4)に関するモジュールを格納しています。 |
wojms | JMSのモジュールに関するファイルを格納しています。 |
WOWS(*1) | WatchServerに関するモジュールを格納しています。 |
ドメインのルートディレクトリ(${INSTANCE_ROOT})のディレクトリ構成について説明します。
以下にそれぞれのディレクトリについて説明します。
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
addons | ドメイン内にシステムが追加するオプション製品等のリソースを格納します。 |
applications | ドメインに配備されたアプリケーションを格納します。 |
autodeploy | ドメインのオートデプロイディレクトリ |
backup | 構成情報(configディレクトリ)のバックアップを格納します。 |
bin | ドメイン固有のバッチファイルを格納します。 |
config | ドメインの設定情報ファイルを格納します。 |
diagnostic-reports | サーバ診断処理にて生成される診断レポートファイルを格納します。 (診断レポートの作成が実行されるまで、ディレクトリは作成されません。) |
docroot | HTTPサーバのドキュメントルート |
generated | 配備のときにコンテナで生成したファイルを格納します。 |
java-web-start | アプリケーションを配備した際に作成されますが、現在は使用しません。 |
jbi | 当該ドメインで動作するESBに関するファイルを格納します。 |
lib | ドメイン固有のライブラリを格納します。 |
logs | ドメインのログディレクトリ |
session-store | Passivateされたstateful session beanの情報を格納します。 |
stats | ドメインの統計情報を格納します。 |
wojms | 当該ドメインで動作するJMSに関するファイルを格納します。 |
WebOTX全体に関係する各種設定ファイル(${INSTALL_ROOT}/config以下)について説明します。
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
admingui | 統合運用管理ツールに対する設定ファイルを格納します。 ※統合運用管理ツールをインストールしなければ作成されません。 |
eds | EnterpriseDirectoryServerとの連携用設定ファイルを格納します。 |
jaxws | JAX-WSライブラリを使用する際に必要な設定ファイルを格納します。 |
profiler | WebOTXプロファイラに対する設定ファイルを格納します。 |
ファイル名 | 説明 |
---|---|
asenv.bat(UNIXではasenv.conf) | WebOTXドメイン共通の環境変数設定ファイル |
cacerts.jks | 運用管理コマンドで使用する認証用ファイル |
woasinfo.properties(Windowsのみ) | WebOTX AS Agent Service(WOAgentSvc)の実行に関するプロパティ設定用ファイル |
woasinfo.properties.template(Windowsのみ) | woasinfo.propertiesのテンプレート(オリジナル)ファイル |
ドメインの各種設定ファイル(${INSTANCE_ROOT}/config以下)について説明します。
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
cert | 公開鍵証明書検証用の証明書ファイルを格納します。 |
crl | CRL(Certificate Revocation List)ファイルを格納します。 |
default-value-mbean | 実行中に生成されるMBean(Managed Bean)用デフォルト値定義ファイルを格納します。 |
iPXda | ACOS Access Toolkitが使用する定義ファイルを格納します。 |
jndisp | JNDIサーバが使用する設定ファイルを格納します。 |
keystore | キーストアファイル(認証用の鍵と証明書を含む)を格納します。 |
ObjectBroker | Object Brokerが使用する設定ファイルを格納します。 |
persistent-mbean | 実行中に生成するMBean(Managed Bean)用永続値定義ファイルを格納します。 |
tpsystem | TPモニタが使用する設定ファイルを格納します。 Expressでは使用されません。 |
TS | Transactionサービスが使用する設定ファイルを格納します。 |
WebCont | Webコンテナが使用する設定ファイルを格納します。 |
WebServer | Webサーバが使用する設定ファイルを格納します。 |
ファイル名 | 説明 |
---|---|
.domain-registry.system | ドメイン自身の構成情報を格納するファイルです。 ※本バージョンでは使用されません。 |
admin-keyfile | 運用管理ユーザに関する情報を格納するファイルです。 |
admcn | ドメインの状態管理の際に使用するRMI用スタブファイルです。 |
admsn | ドメインの状態管理の際に使用するデータファイルです。 |
archive.properties | 診断サービス実行時に作成される設定ファイルです。 (診断レポートの作成が実行されるまで、本ファイルは作成されません。) |
cacerts.jks | 公開鍵証明書検証用の証明書ファイルです。 |
cli_restriction | setコマンドにおいて"*(ワイルドカード)"を使用する場合に誤操作を防ぐ目的で使用するファイルです。 "*"を使用する場合はこのファイルに"*"の使用を許可するコマンドラインを定義する必要があります。 また、このファイルを削除すると"*"機能に対する全制限が解除されます。 |
default-web.xml | Webコンテナに対するデフォルト設定値を含む定義ファイルです。 |
diagnostic.properties | 診断サービスに関する設定を保持するファイルです。 |
domain.xml | ドメインに対する設定情報を含む定義ファイルです。 |
domains-config.xml | 管理ドメインが管理する一般ドメインの設定情報を保持しています。 ※このファイルは管理ドメイン(WebOTXAdmin)のみに定義されます。 |
domain-passwords | 運用ユーザのパスワード情報を統合的に管理するためのファイルです。 |
domain-registry | ドメイン自身の構成情報を格納するファイルです。 ※本バージョンでは使用されません。 |
encrypted | 重要データ等の暗号化対象データの管理情報を含むファイルです。 |
keyfile | ユーザAPの認証にFileレルムを使用する場合にユーザ情報を格納するファイルです。 |
keystore.jks | キーストア情報を含むファイルです。 |
log4otx.xml | WebOTXの各システムサービスのログ出力設定ファイルです。 |
logging.properties | JDK Logger(java.util.Logger)に対する設定情報を含む定義ファイルです。 |
login.conf | ログイン認証に対する設定情報を含む定義ファイルです。 |
secure.seed | HTTPS および IIOP/SSL 通信処理におけるセキュリティ確保のためのデータを含むファイルです。 |
server.policy | ドメインに対するセキュリティポリシを定義するファイルです。 |
WebOTX Application Serverが動作するコンピュータが外部からの接続を許可するために、以下のプログラムやポート番号に対してファイアウォールのブロックを解除してください。
●プログラムの追加製品名、および機能 | プログラム名 | 備考 |
---|---|---|
全エディション共通 実行基盤 |
${JAVA_HOME}\jre\bin\javaw.exe | |
${AS_INSTALL}\ObjectBroker\bin\Namesv.exe | ||
${AS_INSTALL}\ObjectBroker\bin\oad.exe | ||
Object Broker | ${AS_INSTALL}\ObjectBroker\bin\corbaloc.exe | corbalocサーバ利用時 |
${AS_INSTALL}\ObjectBroker\bin\irsv.exe | IRサーバ利用時 | |
Object Broker Java | ${JAVA_HOME}\bin\java.exe | |
JMS | ${JAVA_HOME}\bin\java.exe | |
Standard/Enterprise 実行基盤 |
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\ajplsn.exe | AJPリスナ利用時 |
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\iioplsn.exe | IIOPリスナ利用時 | |
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\iiopAsync.exe | IIOPリスナ利用時 | |
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\olftplsn.exe | OLFTPリスナ利用時 | |
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\oltpad.exe | ||
Enterprise (WatchServer) |
${AS_INSTALL}\WOWS\bin\WatchServer.exe | |
Enterprise (CNS) |
${AS_INSTALL}\ObjectBroker\bin\cnamesv.exe | |
WebOTX Developer (with Developer's Studio) |
${JAVA_HOME}\bin\java.exe | |
${JAVA_HOME}\bin\javaw.exe | ||
WebOTX Developer (for CORBA Application) |
${AS_INSTALL}\dev\bin\nSvSimc.exe | C++の場合 |
${JAVA_HOME}\bin\java.exe | Javaの場合 | |
Transaction サービス | ${JAVA_HOME}\bin\java.exe | CORBAを利用し、かつクライアント側でトランザクションを開始する場合 |
Webサービス | Webサーバ および Webコンテナ の設定を参照してください。 | |
WebOTX Webサーバ | ${AS_INSTALL}\WebServer24\bin\httpd.exe | Apache 2.4 利用の場合 |
Download Server |
ダウンローダ管理ツールを使用する場合、全エディション共通実行基盤の内容に加えて、右のプログラムについて例外設定を行ってください。 |
FTPサーバ ASP配備サービス |
製品名、および機能 | 名前 | ポート | プロトコル | 備考 |
---|---|---|---|---|
全エディション共通 実行基盤 |
JRMP | 6212 | TCP | 一般ドメイン |
6202 | TCP | 管理ドメイン | ||
一時ポート | TCP | 一時ポートの範囲はOSの設定に依存します | ||
JMXMP | 6712 | TCP | 管理ツールからJMXMPを利用して一般ドメインを管理する場合 | |
6702 | TCP | 管理ツールからJMXMPを利用して管理ドメインを管理する場合 | ||
Object Broker | oad | 9825 | TCP | |
Namesv | 2809 | TCP | ||
corbaloc | 9827 | TCP | corbalocサーバ利用時 | |
irsv | 9830 | TCP | IRサーバ利用時 | |
Object Broker Java | 任意 | 9826 | TCP | |
Standard/Enterprise 実行基盤 |
ajplsn | 8099 | TCP | AJPリスナ利用時 |
iioplsn | 5151 | TCP | IIOPリスナ利用時 | |
iiopAsync | 5220 | TCP | IIOPリスナ利用時 | |
olftplsn | 5251 | TCP | OLFTPリスナ利用時 | |
Enterprise (WatchServer) |
WatchServer | 5190 | TCP | |
Enterprise (CNS) |
cnamesv | 9829 | TCP | |
JMS | 任意 | 9700 | TCP | 代表ポート番号 |
9701 9702 |
TCP | |||
9703 9704 |
TCP | SSL利用時 | ||
9705 | TCP | JMSサーバクラスタ利用時 | ||
Transaction サービス | C++ AP用 | 5965 | TCP | C++ AP用のRCSを利用するする場合 |
Webコンテナ | 管理用 | 5858 | TCP | |
HTTP | 80 | TCP | 内蔵Webサーバを利用する場合 | |
HTTPS | 443 | TCP | ||
Webサーバ連携 | 8009 | TCP | 別マシンの外部Webサーバを利用する場合 | |
WebOTX Webサーバ (Apache 2.4) |
HTTP | 80 | TCP | |
HTTPS | 443 | TCP | ||
WebAP JSP (ファイル転送機能) |
任意 | (*) | TCP | (*)ファイル転送用に任意に設定したポート番号 |
OLF/TP Adapter (着信接続機能) |
任意 | (*) | TCP | (*)通信環境定義(OLFAdapter.ini)のUTPort(あるいはUWPort)プロパティで指定した着信用ポート番号 |