起動先の仮想マシンサーバの選択方法は、次の表の通り、分散レベルの設定により決まります。
分散レベルが大きいほど、より仮想マシンを分散させる方向で、起動先の仮想マシンサーバが選択されます。
分散レベル | 説明 |
---|---|
0 | 現在の仮想マシンサーバが起動先として優先的に選択されます。 現在の仮想マシンサーバが停止状態の場合、あるいは仮想マシンの起動により、現在の仮想マシンサーバ上で起動中の仮想マシンのコスト値合計がキャパシティ値を超える場合、候補となる仮想マシンサーバの中から起動先を探索します。 探索時には、起動状態でキャパシティの空きが大きい仮想マシンサーバを優先的に選択します。 CPU / メモリによる判定は行われません。 |
1 (既定値) | 現在の仮想マシンサーバが起動先として優先的に選択されます。 現在の仮想マシンサーバが停止状態の場合、あるいは仮想マシンの起動により、現在の仮想マシンサーバのCPU 使用量上限 / CPU 予約値上限 / メモリ使用量上限 / メモリ予約値上限 / キャパシティ値を超える場合は、候補となる仮想マシンサーバの中から起動先を探索します。
探索時には、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバを優先的に選択します。 |
2 | 候補となる仮想マシンサーバの中から起動先を探索し、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバを優先的に選択します。 |
設定なし | 上位階層の設定を継承します。 |
関連情報: 仮想マシンの配置管理機能については、「SigmaSystemCenterリファレンスガイド」の「4.7 仮想マシンの配置管理」を参照してください。