NEC


2.2.4. ユーザアカウントのパスワード変更(ssc change-passwd)

ユーザアカウントのパスワード、または仮想マシンサーバのアカウントのパスワードを変更します。

[構文]

ssc change-passwd Type Name NewPassword [-l Account] [-p Password]

[引数/オプション]

Type

(必須)

パスワードを変更する対象を指定します。

"manager" : 仮想マシンサーバのアカウントのパスワードを変更する場合に指定します。

"user" : ユーザアカウントのパスワードを変更する場合に指定します。

Name

(必須)

対象の名前を指定します。

Typeが "manager" の場合は、ホスト名、もしくは対象の仮想マシンサーバまでのフルパスを指定します。

(例: vCenterServer/DataCenter/ESX)

同一のホスト名が存在する場合、パス指定で指定します。

Typeが "user" の場合は、ユーザ名を指定します。

NewPassword

(必須)

新しいパスワードを指定します。

[-l Account]

アカウント名を指定します。

Typeが "manager" の場合は、仮想マシンサーバのアカウント名を指定します。

省略した場合、アカウント名は変更されません。

Typeが "user" の場合は、認証情報として、Administrator権限ユーザのアカウント名を指定します。

省略した場合は、認証情報として、-pオプションに旧パスワードを指定します。

[-p Password]

Typeが "user" の場合のみ有効です。

-lオプション利用時は、Administrator権限ユーザのパスワードを指定します。

-lオプションを利用しない場合は、対象ユーザの旧パスワードを指定します。

[注]

[構文例]

  仮想マシンサーバのパスワードを変更する
  >ssc change-passwd manager Host1 "*****" -l user1
  >ssc change-passwd manager "vCenterServer/New DataCenter/Esx1" "****"

  ユーザのパスワードを変更する
  1) 認証情報として対象ユーザの旧パスワードを指定する
  >ssc change-passwd user user1 "****" -p "****"

  2) 認証情報としてAdministrator権限ユーザを指定する
  >ssc change-passwd user user2 "****" -l Administrator -p "****"