SSC設定情報をインポート (リストア) します。
[構文]
ssc config-import ComponentName FileName
[-d directory] [-o option] [-b]
[引数/オプション]
ComponentName (必須) | コンポーネント名を指定します。(複数指定可能) pvm: SystemProvisioning dpm: DeploymentManager sysmon: SystemMonitor性能監視 例) ssc config-import pvm dpm import.zip すべてのコンポーネントをインポートしたい場合、"all" を指定します。 例) ssc config-import all import.zip |
FileName (必須) | ファイル名を指定します。(zipファイルのみ対応) FileNameが空白を含む場合、「" "」(二重引用符) で囲む必要があります。 |
[-d directory] | ファイルのディレクトリを指定します。 directoryが空白を含む場合、「" "」(二重引用符) で囲む必要があります。 -d オプションを利用しない場合、カレントディレクトリにファイルを格納します。 例) ssc config-import pvm import.zip -d c:\tmp |
[-o option] | 各コンポーネントにおける設定情報の種類を指定します。 db: データベース reg: レジストリ file: 設定ファイル 例) ssc config-import pvm import.zip -o db file |
[-b] | 復元用のエクスポートファイルを取得しません。 インポートの失敗時に設定ファイルの復元を行わないため、推奨オプションではありません。 |
[注]
同じマシン環境におけるエクスポートファイルのインポートをサポートしております。マシン環境が異なる場合 (インストール先ディレクトリや SQL Serverのバージョンが異なる場合など) は、サポートしておりません。
対象コンポーネントのサービスは、すべて停止してください。
クラスタ環境は、サポートしておりません。
インポート処理に失敗した場合、あらかじめ取得していた復元用ファイルをインポートして、インポート前の状態に自動で戻します。
復元用ファイルは、エクスポートファイル名に「Backup_」を付加したファイル名になります。同じファイル名が存在する場合、復元用ファイルは上書きされます。
復元用ファイルは、指定したエクスポートファイルと同じディレクトリに生成されます。
再インポートを行っても元に戻らない場合は、復元用ファイル内のデータベース、レジストリ、および設定ファイルを、手動でインポートしてください。
各設定情報における手動インポート (リストア) は、「SigmaSystemCenter コンフィグレーションガイド」の「11. バックアップ・リストア」を参考にしてください。
本コマンドは、32bitアプリケーションです。レジストリの手動インポートは、C:\Windows\SysWOW64配下のユーティリティを使用してください。
インポートに失敗した場合、インポート前に存在しなかった定義ファイルが残る場合があります。
本コマンドは、データベースに関する以下の制約があります。
リモート接続におけるデータベースのインポートは、サポートしておりません。
SQL Server認証は、サポートしておりません。(Windows認証のみサポートします。)
SystemMonitor性能監視とSystemProvisioningにおけるインストール時のデータベース設定が異なる場合、SystemMonitor性能監視データベースのインポートはサポートしておりません。
[構文例]
>ssc config-import all import.zip
>ssc config-import pvm dpm import.zip
>ssc config-import all import.zip -b
>ssc config-import all import.zip -d c:\temp
>ssc config-import all import.zip -o db file
>ssc config-import all import.zip -o db file -d c:\temp