ロードバランサ、ソフトウェア・ロードバランサに、ロードバランサグループを新規作成します。
[構文]
ssc lbgroup create LBName LBGroupName IPAddress Protocol PortNumber[,PortNumber...]
[-type LBType] [-cpuweight]
[-session SessionType [PersistentTime] [MaxConnectionCount]
[-clientip From To] [-url URL] [-clienttype ClientType]
[-cookie <CookiePersistentTime | Cookie>] [-netmask RangeNetMask]]
[-forward ForwardType]
-realserver NetworkAddress NetMask [RealServerPortNumber] [Weight]
[引数 / オプション]
LBName (必須) | ロードバランサ名を指定します。 |
LBGroupName (必須) | 作成するロードバランサグループ名を指定します。 |
IPAddress (必須) | 仮想サーバのIPアドレスを指定します。 |
Protocol (必須) | プロトコルを指定します。 tcp:TCP ucp:UCP |
PortNumber[,PortNumber…] (必須) | ポート番号を指定します。 1~65535の範囲を指定することができます。 ポート番号を複数入力する場合、ポート番号を "," (カンマ) 区切りで入力してください。 例) 80,443 ポート番号の範囲指定を利用する場合、ポート番号を "-"(ハイフン) 区切りで入力してください。 例) 1024-2048 |
[-type LBType] | 負荷分散方式を指定します。 rr :ラウンドロビン lc :最少コネクション数 wrr:重み res:応答速度 |
[-cpuweight] | CPU負荷による重み付けを使用する場合に指定します。 |
[-session SessionType [PersistentTime] [MaxConnectionCount] [-clientip From To] [-url URL] [-clienttype ClientType] [-cookie <CookiePersistentTime | Cookie>] [-netmask RangeNetMask]] | セッション維持方式と各種設定値を指定します。 SessionType : セッション維持方式を指定します。 cookie:Cookie ssl:SSL sticky:クライアントのIP アドレス singleip:クライアントのIP アドレス rangeip:クライアントのIP アドレス (範囲指定) url:URL clienttype:クライアントの種別 (PC、i-mode) PersistentTime : 維持 (固定化) 時間を指定します。 選択するセッション維持方式により、設定可能な範囲が以下のように変わります。 "singleip"、"rangeip" のとき、120~86400 "cookie"、"url"、"clientType" のとき、0~86400 MaxConnectionCount : 最大接続数を指定します。 セッション維持方式に、"cookie"、"url"、"clienttype" を指定したときに指定可能です。 1~8000の範囲を指定することができます。 -clientip From To : From、Toに、クライアントIPアドレスの範囲を指定します。 セッション維持方式に、"rangeip" を指定したときに指定可能です。 -url URL : URLのパターンを指定します。 セッション維持方式に、"url" を指定したときに指定可能です。 -client ClientType : クライアントの種別を指定します。 セッション維持方式に、"clienttype" を指定したときに指定可能です。 pc:PC i-mode:i-mode -cookie <CookiePersistentTime | Cookie> : クッキーによる維持(固定化)を指定します。 ロードバランサでは、クッキーのパターンを指定します。 ソフトウェア・ロードバランサでは、クッキーによる固定時間を指定します。 セッション維持方式に、"cookie" を指定したときに指定可能です。 -netmask RangeNetMask : クライアントのネットマスクを指定します。 セッション維持方式に、"rangeip" を指定したときに指定可能です。 |
[-forward ForwardTyoe] | パケットの変換方式を指定します。 mat:Direct Server Return nat:Network Address Translation snat: Source Network Address Translation ※snatは、InterSecVM/LBのみ指定が可能です。 |
-realserver NetworkAddress NetMask [RealServerPortNumber] [Weight] (必須) | リアルサーバのネットワーク情報を指定します。 NetworkAddress: ネットワークアドレスを指定します。 NetMask: サブネットマスクを指定します。 RealServerPortNumber: ポート番号を指定します。 1~65535の範囲を指定することができます。 Weight: 負荷分散の重みを設定します。 0~65000の範囲を指定することができます。 |
[構文例]
>ssc lbgroup create SS8000 LBGroup 172.16.0.100 tcp 80
-type rr -session cookie -cookie SSC
-realserver 192.168.1.0 255.255.255.0 80
>ssc lbgroup create InterSecVMLB2 LBGroup 172.16.1.100 tcp 1024-2048
-type ls -cpuweight -session weight 300 -forward nat
-realserver 192.168.2.0 255.255.255.0 1024
>ssc lbgroup create slb-2 LBGroup 172.18.0.100 udp 80
-type res -session rangeip 300 -netmask 255.0.0.0 -forward mat
-realserver 192.168.40.0 255.255.255.0