NEC


2.13.4. ポートグループの作成(ssc portgroup create)

指定スイッチ (NetworkDevice) 上に、ポートグループを作成します。

[構文]

ssc portgroup create <PortGroupName NetworkDeviceName | VXLANName ScopeName >

Path VlanType [primary] [secondary]

[引数 / オプション]

PortGroupName

作成するポートグループ名を指定します。

入力できる文字数は100文字以内です。

使用できる文字は任意の文字列です。

以下の記号は使用することはできません。

\ / : . ; * ? < > |

NetworkDeviceName

ポートグループを作成するスイッチ名を指定します。

VXLANName

作成するVXLAN名を指定します。

入力できる文字数は32文字以内です。

使用できる文字は任意の文字列です。

以下の記号は使用することはできません。

* + , / : ; < = > ? \ | [ ]

ScopeName

VXLANを作成するスコープ名を指定します。

Path

(必須)

スイッチが存在する仮想マシンサーバ、データセンタ、もしくはVXLANスコープが存在するvCenter Serverのパスを指定します。

仮想スイッチを操作する場合は、仮想マシンサーバを指定します。

 [仮想] ビュー : virtual:/VC1/DataCenter1/VMServer1

 [リソース] ビュー : resource:/Group1/VMServer1

分散スイッチを操作する場合は、データセンタのパスを指定します。

 [仮想] ビュー : virtual:/VC1/DataCenter1/

VXLANスコープを操作する場合は、vCenter Serverのパスを指定します。

 [仮想] ビュー : virtual:/VC1

(ビュータイプ (virtual:/) は、省略可能です。

 ビュータイプを省略した場合、[仮想] ビューのパスとして扱われます。)

パスの指定については、「1.7. Path、および GroupPath指定について」を参照してください。

VlanType

(必須)

VLANタイプを指定します。

VLANタイプは、以下の4種類があります。

none

vlan

private

vxlan

[primary]

VLANID (PrimaryID) を指定します。

VlanTypeがvlanの場合は、2~4094まで指定可能です。

VlanTypeがprivateの場合は、1~4094まで指定可能です。

[secondary]

SecondaryIdを指定します。

1~4094まで指定可能です。

VLANタイプがnone指定の場合は、primarysecondaryともに指定不要です。

VLANタイプがvlan指定の場合は、primaryを指定します。

VLANタイプがprivate指定の場合は、primarysecondary両方指定が必要です。

VLANタイプがvxlan指定の場合は、primarysecondaryともに指定不要です。

[構文例]

>ssc portgroup create vPortGroup1 vSwitch1
 VC1/DataCenter1/VMServer1 none
>ssc portgroup create vPortGroup2 vSwitch1 
 virtual:/VC1/DataCenter1/VMServer1 vlan 2
>ssc portgroup create vPortGroup3 vSwitch1
 resource:/Group1/VMServer1 private 1 2
>ssc portgroup create dvPortGroup1 dvSwitch1
 virtual:/VC1/DataCenter1 vlan 2
>ssc portgroup create vxlan01 privateScope
 VC1 vxlan