NEC


2.12.9. ディスクボリュームの編集(ssc update diskvolume)

ディスクボリュームを編集します。

[構文]

ssc update diskvolume DiskArrayName

<-num DiskVolumeNumber | -name DiskVolumeName>

[-serialno SerialNumber]

<[-newname NewDiskVolumeName]

[-type Type]

[-tag Tag...]

[-shared | -unshared]

[-managed | -unmanaged]

[-capacity NewCapacity]

[-lmt [Limit]]

[-rsv [Reservation]]

[-lmtrpt on|off]>

[引数/オプション]

DiskArrayName

(必須)

対象となるディスクボリュームが存在するディスクアレイ名を指定します。

-num DiskVolumeNumber

対象となるディスクボリューム番号を指定します。

NetAppストレージ、SMI-Sサービスの場合は、指定することはできません。

-name DiskVolumeName

対象となるディスクボリューム名を指定します。

NetAppストレージ、SMI-Sサービスの場合は、大文字小文字を区別します。

[-serialno SerialNumber]

対象となるディスクボリュームが存在するディスクアレイのシリアル番号を指定します。

同一のディスクアレイ名が複数存在する場合に、シリアル番号を指定します。

[-newname NewDiskVolumeName]

更新後のディスクボリューム名を指定します。

[-type Type]

更新後のディスクボリュームの形式を指定します。

指定可能なタイプは、以下の通りです。

 WN : Windows (MBR) の場合に指定します。

 WG : Windows (GPT) の場合に指定します。

 LX : Linuxの場合に指定します。

省略された場合は変更しません。

ただし、機種によっては、LXになるケースがあります。

iStorage以外では指定しないでください。

[-tag Tag...]

更新後のタグを指定します。

複数指定可能です。

[-shared | -unshared]

更新後のディスクボリュームの共有状態を指定します。

 -shared : 共有にします。

 -unshared : 非共有にします。

[-managed | -unmanaged]

更新後のディスクボリュームの管理状態を指定します。

 -managed : 管理中にします。

 -unmanaged : 管理外にします。

[-capacity NewCapacity]

拡張後のディスクボリュームサイズをGB単位で指定します。

サイズにはシステム領域は含まれません。

SMI-Sサービスの場合のみ、指定することができます。

[-lmt [Limit]]

I/O流量制御のLDの上限値を、10~1000000で設定します。

値を省略した場合、設定されている上限値を削除します。

NECストレージに指定可能です。

[-rsv [Reservation]]

I/O流量制御のLDの下限値を、10~1000000で指定します。

値を省略した場合、設定されている下限値を削除します。

NECストレージに指定可能です。

[-lmtrpt on|off]

I/O流量制御の上限値制御が発生した場合のiStorageManager運用ログ出力有無を設定します。

NECストレージに指定可能です。

[注]

[構文例]

 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -newname Volume-001-newname
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -newname Volume-001-newname
  -type lx
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -num 1 -newname Volume-001-newname -type lx
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -newname Volume-001-newname
  -type lx -tag tag1 tag2 tag3
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -shared -managed
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -newname Volume-001-newname
  -capacity 28
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -lmt 100 -rsv 50 -lmtrpt on
 >ssc update diskvolume DiskArray-001 -name Volume-001 -lmt -rsv