テナント、カテゴリ、グループ、またはモデルの設定内容を、編集、または更新します。
[構文]
ssc update group GroupName [-pool <group | shared>] [-policy PolicyName...] [-higherpolicy <on | off>] [-priority Priority] [-dpmmanager [DPMManager]] [-vnet VirtualNetworkName...] [-optimized <on | off | none>] [-dc [DatacenterName]] [-vmoptimize <on | off>] [-loadbound <[low=value] [high=value] [dl=value] [du=value]>] [-reserve ReserveMachineNumber] [-prestriction <on | off>] [-domain name [account] [password]] [-dns [primary] [secondary] [tertiary]] [-resource[ResourcePoolName]] [-balancelevel n] [-scaleoutgroup <off | [on] [max=Value] [min=Value] [scaleoutcount=Value] [scaleincount=Value] [shutdown=<on | off>]>] [-mailto E-mailAddress]
[引数/オプション]
GroupName (必須) | 更新するテナント、カテゴリ、グループ、またはモデルを指定します。 グループ、またはモデルまでのパスを指定します。 (例: テナント、カテゴリ、カテゴリ/グループ、カテゴリ/グループ/モデル) |
[-pool <group | shared>] | プールマシンの検索モードを指定します。 GroupNameにグループを指定した場合に有効です。 group: グループプールのマシンのみ検索します。 shared: グループプールに対象マシンがない場合、共通プールも検索します。 |
[-policy PolicyName...] | ポリシー名を更新します。 PolicyNameを省略した場合、ポリシー設定がされていない状態になります。 |
[-higherpolicy <on | off>] | グループのポリシー設定を使用するか指定します。 GroupNameがモデルの場合、有効です。 on : グループのポリシー設定を使用する設定を、有効にします。 off : グループのポリシー設定を使用する設定を、無効にします。 |
[-priority Priority] | グループ、またはモデルのプライオリティを更新します。 1以上10以下で指定してください。 |
[-dpmmanager [DPMManager]] | DPMサーバのIPアドレスを指定します。 DPMManagerを省略した場合、未設定となります。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VM" の場合に有効です。 |
[-vnet VirtualNetworkName...] | 仮想ネットワークを指定します。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VM"、"PublicCloud" の場合に有効です。 最大4つ (NIC#1からNIC#4まで) 指定することができます。 既存の設定をすべて削除して再設定します。 既存の設定に対して、追加、編集、削除することはできません。 変更のない仮想ネットワーク名も含めて指定する必要があります。 VirtualNetworkNameを省略した場合、未設定となります。 |
[-optimized <on | off | none>] | 最適起動の設定を行います。 GroupNameのモデルやマシンの種別が、"VM" または "VMサーバ" の場合に有効です。 on: 最適起動を有効にします。 off: 最適起動を無効にします。 none: 上位階層の設定を継承します。すべての階層で "none" が指定されている場合は、最適起動は無効となります。 |
[-dc [DatacenterName]] | データセンタ名を指定します。 [仮想] ビューのパスを指定します。 (例: 仮想マネージャ/DataCenter) DatacenterNameを省略した場合、未設定となります。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VMサーバ" の場合に有効です。 |
[-vmoptimize <on | off>] | VM最適配置の設定を行います。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VMサーバ" の場合に有効です。 on: VM最適配置の設定を有効にします。 off: VM最適配置の設定を無効にします。 |
[-loadbound <[low=value] [high=value] [dl=value] [du=value]>] | VM最適配置の負荷分散、省電力の設定を行います。 valueには、0以上100以下 (単位 : %) の値を指定します。 "=" の前後に、空白を指定することはできません。 low、high、dl、duのいずれか1つを指定する必要があります。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VMサーバ" の場合に有効です。 low: 低負荷境界を指定します。 high: 高負荷境界を指定します。 dl: 稼動目標域の下限値を指定します。 du: 稼動目標域の上限値を指定します。 |
[-reserve ReserveMachineNumber] | VM最適配置の予備マシン台数を指定します。 0以上9以下の範囲で指定します。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VMサーバ" の場合に有効です。 |
[-prestriction <on | off>] | 配置制約の設定を行います。 GroupNameのモデル種別やマシン種別が、"VMサーバ" の場合に有効です。 on: 配置制約の設定を有効にします。 off: 配置制約の設定を無効にします。 |
[-domain name [account] [password]] | ドメイン (サフィックス) 名を指定します。 Windows系の場合は、アカウントとパスワードも合わせて指定します。 |
[-dns [primary] [secondary] [tertiary]] | DNSサーバのIPアドレスを指定します。 primary : プライマリDNSを指定します。 secondary: セカンダリDNSを指定します。 (Windows、Linux系) tertiary : ターシャリDNSを指定します。 (Linux系) 上記設定がない場合は、現在の値がクリアされます。 例) -dns 192.168.10.1 172.10.1.5 192.168.1.1 primary=192.168.10.1 secondary=172.10.1.5 tertiary =192.168.1.1 -dns 192.168.10.1 172.10.1.5 primary=192.168.10.1 secondary=172.10.1.5 tertiary= -dns 192.168.10.1 primary=192.168.10.1 secondary= tertiary= -dns primary= secondary= tertiary= |
[-resource[ResourcePoolName]] | リソースプールを指定します。 ResourcePoolNameを省略した場合、未設定となります。 GroupNameがテナント、カテゴリ、あるいは配下のモデル種別やマシン種別が、"VM" の場合に有効です。 |
[-balancelevel n] | 最適起動の分散レベルを指定します。 GroupNameのモデルやマシンの種別が、"VM"、または "VMサーバ" の場合に有効です。 "n" には、0、1、2、3、none のいずれかを指定してください。 0 : 仮想マシン起動時に現在の仮想マシンサーバが優先されます。 -現在の仮想マシンサーバでキャパシティ超過となる場合は、他の仮想マシンサーバで起動されます。このとき、起動状態でキャパシティの空きが大きい仮想マシンサーバが優先されます。 -現在の仮想マシンサーバが停止状態の場合は、起動状態でキャパシティの空きが大きい仮想マシンサーバが優先されます。 -起動先仮想マシンサーバを決定する際には、仮想マシンサーバのCPU使用率・メモリ使用量は考慮されません。 1 : 仮想マシン起動時に現在のサーバが優先されます。 -現在の仮想マシンサーバでキャパシティ超過となる場合は、他の仮想マシンサーバで起動されます。このとき、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバが優先されます。 -現在の仮想マシンサーバが停止状態の場合は、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバが優先されます。 -現在の仮想マシンサーバが高負荷である (CPU使用率がVMサーバモデルの移動目標域上限を超過する / メモリ使用量が上限を超過する) と判断された場合は、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバが優先されます。 2 : 仮想マシン起動時に、起動状態で低負荷の仮想マシンサーバが優先されます。 3 : 仮想マシン起動時に、停止状態のものを含む全仮想マシンサーバ中で、低負荷の仮想マシンサーバが優先されます。停止状態の仮想マシンサーバは負荷 "0" とみなされるため、基本的に停止状態の仮想マシンサーバが優先されます。 none : 上位階層の設定を継承します。すべての階層で "none" が指定されている場合は、分散レベル1として動作します。 |
[-scaleoutgroup <off | [on] [max=Value] [min=Value] [scaleoutcount=Value] [scaleincount=Value] [shutdown=<on | off>]>] | スケールアウトグループとしての設定を行います。 "=" の前後に、空白を指定することはできません。 off : スケールアウトグループの設定を無効にします。 他のパラメータと同時指定することはできません。 on : スケールアウトグループの設定を有効にします。 max=Value : 最大稼動台数を設定します。 1 から 10000 の範囲で指定します。 min=Value : 最低稼動台数を設定します。 0 から 10000 の範囲で指定します。 scaleoutcount=Value : スケールアウト台数を設定します。 1 から 100 の範囲で指定します。 scaleincount=Value : スケールイン台数を設定します。 1 から 100 の範囲で指定します。 shutdown=<on | off> : スケールイン時に、稼動中マシンのシャットダウン有無を設定します。 on : シャットダウンします。 off : シャットダウンしません。 |
[-mailto E-mailAddress] | 通報先メールアドレスを指定します。 GroupNameにグループを指定した場合に有効です。 |
[構文例]
VMグループの設定を更新
>ssc update group VMGroup -resource ResourcePool -dpmmanager 127.0.0.1
VMサーバモデルの設定を更新
>ssc update group Category1/Group01/VmsModel01 -vmoptimize on
-loadbound low=10 dl=20 du=60 high=80 -reserve 2
>ssc update group Category1/Group01/VmsModel01 -dc VC/Datacenter1
-prestriction on
更新対象別指定可能オプション
更新対象 | オプション |
Tenant | -tenant -dpmmanager -optimized |
Category | -category -resource -dpmmanager -optimized |
Group (Physical) | -priority -pool -policy -domain -dns -scaleoutgroup -mailto |
Group (VM) | -priority -pool -policy -domain -dns -scaleoutgroup -mailto -dpmmanager -vnet -optimized -resource -balancelevel |
Group (VMServer) | -priority -pool -policy -domain -dns -scaleoutgroup -mailto -dc -vmoptimize -loadbound -reserve -prestriction |
Group (PublicCloud) | -priority -pool -vnet -policy -domain -dns -scaleoutgroup -mailto |
Model (Physical) | -priority -policy -higherpolicy |
Model (VM) | -priority -policy -higherpolicy -dpmmanager -vnet -optimized -resource -balancelevel |
Model (VMServer) | -priority -policy -higherpolicy -dc -vmoptimize -loadbound -reserve -prestriction |
Model (PublicCloud) | -priority -policy -higherpolicy -vnet |