ホストの設定内容を編集、または更新します。
[構文]
ssc update host GroupName HostName [-name NewHostName] [-product ProductKey] [-tag TagName] [-changegroup DestinationGroupName] [-p Password] [-priority n] [-emergency <on | off | opened>] [-evacuationpolicy <open | keep>] [-autostartup <on | off>]
[引数/オプション]
GroupName (必須) | 編集、更新するホストが存在するグループを指定します。 グループまでのパスを指定します。 テナント、カテゴリ、モデルは、指定することはできません。 (例: テナント/カテゴリ/グループ) |
HostName (必須) | 編集、更新するホスト名を指定します。 |
[-name NewHostName] | HostNameの設定内容をNewHostNameに更新します。 |
[-product ProductKey] | プロダクトキーを更新します。 グループのOS種別が以下の場合に、更新することができます。 Windows Client Windows Server |
[-tag TagName] | タグを更新します。 |
[-changegroup DestinationGroupName] | グループ間移動 (仮想マシンメンテナンス) を行います。 このオプションは、仮想マシンのみ指定することができます。 HostNameの移動先グループを指定します。 グループで稼動している仮想マシンのホストを別のグループに移動させるために、ホストの設定内容を更新します。 モデルまでのパスを指定します。 ホストは、稼動状態 (リソース割り当て済み) である必要があります。 他のオプションと同時に指定することはできません。 (例:テナント/カテゴリ/グループ/モデル、グループ/モデル) |
[-p Password] | ホストに設定されている管理者パスワードを使用する場合のパスワードを指定します。 |
[-priority n] | ホストの優先度を設定します。 "n" には、"1"(最高) から "5"(最低) までの優先度の値を指定して下さい。 |
[-emergency <on | off | opened>] | 非常用ホストを設定します。 on : 非常用ホストの設定を有効にします。 off : 非常用ホストの設定を無効にします。 opened : 非常用ホストの設定を有効にし、開封済にします。 |
[-evacuationpolicy <open | keep>] | VM退避時の非常用ホスト利用ポリシーを設定します。 open : 非常用ホストを開封します。 keep : 非常用ホストを開封しません。 |
[-autostartup <on | off>] | ホストに割り当てられている仮想マシンに対して、仮想マシンサーバの起動に連動して自動的に起動を行うかどうかを設定します。 このオプションは、仮想マシンのみ指定することができます。 on : 自動起動を有効にします。 off : 自動起動を無効にします。 |
-name、-product、-tag、-changegroup、-p、-priority、-emergency、-evacuationpolicy、-autostartup のうち、いずれか1つは必ず指定する必要があります。
[注]
ホストのグループ間移動 (-changegroup) を行うには、以下の条件を満たしている必要があります。コマンド実行前に、移動元と移動先のグループ、モデル設定を確認してください。
変更元、変更先グループのモデル種別が "VM"
変更元、変更先グループのOS種別、および仮想ネットワークの設定が同じ
移動対象と同じ名前のホストが、変更先のグループに存在しない
移動対象の仮想マシンが、変更先のグループのグループプールに存在しない
データベースに対する操作のみでホストのグループ間移動を行いますので、ストレージ、ロードバランサ、ネットワーク、電源制御、DeploymentManager上のグループ移動は行いません。
[構文例]
>ssc update host Category1/Group-01 Host-001 -name Host-A01
>ssc update host Category1/Group-01 Host-002
-product xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
>ssc update host Category1/Group-01 Host-003 -tag tag001
>ssc update host Category1/Group-01 Host-003 -p xxxxxx
>ssc update host Category1/Group-01 Host-003
-changegroup Category1/Group-02/Mode-0201